オススメ本 6 | のんびりくららのおいしい生活

オススメ本 6

著者: モーリス グライツマン, Morris Gleitzman, 唐沢 則幸, 横山 ふさ子
タイトル: はいけい女王様、弟を助けてください

児童文学です。

この作品との出会いは大学時代だったと思います。

本屋で見かけて何だか気になって……。

まったく知らない作者、人気作品として扱われているわけでもない。

でも、何故だかとっても気になって、すぐに購入してしまいました。

読み始めてすぐ、ユーモアたっぷりの語り口にはまってしまいました。

タイトルや表紙イラストの真剣さとはうってかわったゆかいな文章。

両親が弟ばっかりをかわいがることが気にくわなくてグチグチしている

少年コリンが主人公です。

いたずらを思いついたり、わがままを言ったり、自分が子供の時も

こんなカンジだったかも……と思わされます。

コリンほどの行動力はないにしても、子供ならではのみずみずしい感性

や発想力が、読んでいて本当にウキウキさせられます。

ストーリーは、少年コリンが、弟の病気の治療を、イギリスの女王様に

お願いしようと、あの手この手で孤軍奮闘しています。

一見ユーモラスな内容ですが、その中に難しい差別問題もサラッと

織り込んでいます。

軽快でユーモアに富んだ文章。

たくさんのかわいらしいイラストとその配置の絶妙さ。

本が苦手な人でもきっと読めてしまうと思います。

読んでいて何回かウルッっとくるシーンがありますが、この作品の見せ場は

当たり前かもしれませんがラストシーンです。

本当に涙が止まりませんでした。

ラストに近づくにつれてボロボロ涙がこぼれていましたが、ラスト2ページで

私はしゃくりあげて泣いてしまいました。

私は元々泣き虫なのですが、そうじゃなくてもこのラストにはウルッとくると

思います。

本当に、ゼヒ読んでほしい作品です。

私は、この本もたくさんの友人に貸しました。

しかし、ある時なくなってしまったんです。

貸したはずの人に聞いても「知らない」と言われ、イロイロな人に聞いて回った

のですが見つからず……。

あきらめて再購入しようとしても、あまり有名作品ではないため見つからず。

実は、最近まであきらめていました。

でも、そこで思い出したんですね、ネットのことを。

最近ではネットで本を買うのが私の主流だったのに、どうして気付かなかった

のかホントに不思議です。

今は、無事ネットで再購入し、宝物として本棚にしまってあります☆