時代小説家の従兄弟の新刊が先月出ていたらしいので、新春初読書はこちらに。
初読書やし初買い物だったかも。3日に買って読みました。

『夜逃げ若殿 捕物噺』聖龍人 二見時代小説文庫

ええっと。
皆さんのように、表紙のデータをアップしたりしたいのですが、どうやってええかわからん。
私のパソコン、右クリックってできないじゃないですか。
そんなバヤイはどうすればよいのでしょうか。
こんど誰か教えて下され。


それはさておき。

新しいシリーズものになるお話だったのです。
若殿が、決まった婚儀を前にして、羽伸ばしたくなった、という設定です。
そして、巻き込まれた事件を解決するかたわら、人間模様もどうなっていくのか!という展開のあるお話。
若殿のゆるゆる感とか世間知らず感とかが、いい感じ。
でも、ほんとうを見る目があるところもいい感じ。
シリーズ1作目ですが、もー!この後どうなるのん!!早く次のを読ませろー!という気持ちになりました。ホンマに早く書いてほしいですわ。
で、何より私の好きな「殿さま浪人幸四郎」シリーズもそうですが、
殿さまのものは、暗くなくていいです。

そしてその殿さま浪人シリーズの最新も、こないだ出ました。
『殿さま浪人幸四郎 へち貫の恋』コスミック文庫

正真正銘の殿さまなのに、市井で浪人暮らしをしつつ事件をまたまた解決していくお話。
そして、痛快かつ荒唐無稽な仕掛けも起こります。
このシリーズもう7作目です。
私は時代小説を従兄弟のしか読んだことがないので、他を知らずに面白いと言うているわけですが、お勧めして読んで下さった方々からは、時代小説と聞いて想像した感じとは違ったような驚きをお聞きしたので、そうなんでしょうか。

シリーズも何作も出ていると、登場人物のエピソードが色々増えてくる訳ですよ。
それぞれのキャラもいい感じで出てます。誰々ファン、とかもあるんじゃないのかな。
これはもう、テレビで見たい感じなんです私。
売れてほしいわあ。

というわけで、ご興味ある方ぜひ買って読んでケロ。