この地域に越して来て13年。
地元商店街にある文房具屋さん。
子供達もお小遣いを握りしめて、可愛いえんぴつ一本とか、消しゴム一個とか、安心して買えるお店です。
自転車屋さんにパンクを直してもらっている間に娘とシャーペン一本を買いに行きました。
いつもと違う雰囲気・・・？
全品半額の文字が・・・。
その横に閉店の為と書かれていました。
さみしいね・・・。
気が付いたら1200円分半額で600円。
買っていました。
レジにいつもいるおじさんに声をかけました。
閉店してしまうんですか？
さみしくなりますね、と。
8月に亡くなった奥様の写メを見せて下さり、息子さんの事などお話してくれました。
たった15円の商品を売って頭を下げる仕事なんて・・・・・・。と息子さんは言うそうです。
なんか、切ないな・・・。
60年やってきたんだけどね・・・って。
子供達はこのお店が大好きだった事を伝えました。おじさんはとても嬉しそうなお顔をされました。
でも、やっぱりどこかさみしそうだったな。
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