おきなわ在住時の20年前にオルタナティブスクールの存在を知りました。

お友だちがそこでスタッフをしていたからです。

おきなわを離れてからは、その友人からの情報はあまり聞かなくなりましたが、愛知県にも存在するということを聞いてはいました。

 

縁あって、長男が生まれる前から「学校と距離を置く親の会」に出入りしていました。

一筋縄ではいかない、子が歩む道を親としてどうサポートしたらよいかの体験談は、いつも学びが多いものでした。

長男が生まれてからも何度も足を運び、そのたびに、子を尊重する親のあり方を教えて頂き、いつもハッとするのです。

 

小さい子にオープンな問いかけをしているように見せて、実は質問などしていない大人の姿勢とか・・

例えば、「オムツかえようか?どうする?」という声かけ。

オムツを変えるということが決まっているなら、その範囲の中で問わなければ意味がない、と。

「変えない!」と言われて、ムキーっとなるくらいなら、質問をそもそも変えた方がいいのです。

「ここで変えていい?トイレで変える?」などと。

 

この親の会の中でもオルタナティブスクールの情報を耳にすることがありました。

 

そのため最初から、私の選択の一つにはありました。

 

ところが入学してみると、長男は、学校で自分の持てるポテンシャルを全て発揮してくるのでした。

私の率直な感想は、「思ったより学校が向いている!」でした。

 

小規模校の学校で、一人の生徒が活躍できる場も多く、先生の目も手厚いほどに行き届いています。

 

一年生の学芸会で、二役を演じました。

どろぼうと警察。

ラストシーンで早着替えをして警察になって現れ、見事な演技っぷりでした!

かこさとしさん原作の「どろぼうがっこう」です。

彼もとても楽しかったようで今でもよい思い出です。

 

その直後、長男自身も覚えてないかもしれないくらいのささやかな一言ですが、

「二年では『からすのパンや』がやりたいな!でもな~どうせ先生が決めちゃうもんな・・」と言いました。

 

この時、オルタナティブの存在が脳裏をかすめました。

そういう道もあり得る、と。

 

一方で、7歳の長男が学校という新しい環境下でも“自分の意思で決めたい”という自覚がしっかりあることを誇らしくも思いました。

 

「続・スクール」へつづく