ゲンちゃんと先生と私 | クララのパリ時代のブログ

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いろいろあった。

「歌科の先生には機嫌によって性格激しく変わっちゃうような人もおるって聞いたわー。」


と、ゆかちゃんが言っていました。

でも私の先生はとても人格者なので、ラッキーです。


普通の音楽院生は、日本にいる時から、自分の先生と繋がってるフランスの先生を見つけておいてから留学する。私は日本で音大に行っていたわけではないのでコネなんかありません。学長に適当に選んでもらいました。


自分で言うのもなんですが、私はもともと学校に通うにはあまり適していない性質の人間なので、先生と合うかどうかというのは、重要事項なのです。みんなにとってもそうでしょうけどね。


私がレッスン中に「むぎゃー!」と発狂しても


右脳にまかせて変なダンスを踊り出しても


「あらあら音譜試験の時に学長の前でそれをやっちゃダメよ。ウフフニコニコ


と、流してくれるいい先生です。

こないだなんて、歌詞を堂々と間違えて日本語で言い訳をまくしたててたのに、けらけら笑ってたし。あ、わかんないから笑うのかな。


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こないだのレッスンにて。他の人のレッスン中に、シールの台紙をちぎって鶴を3つ作ってみました。私の番になる前に伴奏者のゲンツのところへ行き


「(日本語)ゲンちゃん、ゲンチャン♪見て見て♪」


「OH-ORIGAMI!」


「(日本語)この一番大きい鶴がゲンちゃんでー、これがマダム(先生)、で、この小さいのがクララ♪」


「(仏語)これがボクでこっちがクララだね。」


「(日本語)うん♪」


「(仏語)じゃ、この二つをチュッチュッチューキスマークあははは!」


「(日本語)マダムも入れてあげてよ!せっかく作ったのにぃ!ほら!」


「(仏語)マダム・・むっ・・・向こうー!!にひひ


ぽーーーーい。


「(日本語)ああ!マダム鶴が!」


「あはははは!」


「(日本語)もう!じゃ、マダムはここのちょっと高いところでガルディエンヌ(監視人)です。」


「(仏語)うん♪いいね、監視人♪」



後々考えると、なんで私達は違う言語で会話をしていたんだろう。。

鶴3つで遊んで盛り上がれる40代男と25歳女。ゲンツ、鶴お持ち帰り。

試験は一週間後なんですけどね。そんな雰囲気じゃ全然ないですね。

ははは。


奇人変人に対して日本より寛容なフランスの音楽院。

私みたいな動物奇想天外をも楽しんでくれる先生とゲンちゃん。


そんなわけで、ゲンちゃんも先生も私も元気です。