暮らしをデザインする光

暮らしをデザインする光

彩佑子(あやこ)です。

『生涯現役で好きなことをする暮らし』をテーマに発信しています。

大阪と奈良でステンドグラス教室と日本全国の神社のお掃除活動をしています。

 




 ​中世の都市イムデェーナ



マルタ島での旅
今回の大きな目的の一つは
「聖パウロに出会う旅」です。


バスを何度も乗り継いで
ようやくたどり着いたのは


かつての首都であり
中世の面影を残す城郭都市
イムディーナ(Mdina)





 迷っても安心マルタのバス事情



ちなみに
マルタのバスは1回2ユーロ


支払うと日時の記載された
QRコード付きのレシートがもらえ


なんと
2時間以内なら
何度でも乗り降り自由なんです!




 

マルタには電車がなくて
移動手段は、徒歩か車かフェリーのみ


正直、マルタのバス路線は
観光客には分かりにくいのですが……


「何度間違えても大丈夫!」
というこのシステムに
どれほど心を救われたことか(笑)


こんなに長い距離を安く走ってくれて
お得でしかない。本当にありがとう!


感謝しながら
イムディーナへ向かいました。






 いよいよパウロ大聖堂へ



まずはイムデェーナの街の
メインゲートをくぐり



 

ついにやってきました!
パウロ大聖堂




一歩足を踏み入れると
静寂で美しい空間が広がっていました。





入場料は15ユーロ


(向かいの博物館入館料込み)ですが

これだけの歴史的建造物を

維持・修復し続けるための大切な資金。

その価値は十分すぎるほどあります。



まずは
心を鎮めてパウロさまにご挨拶


「はるばる日本から参りました
彩佑子です。
大阪でステンドグラス教室をしています。
いつもお世話になっています」




そして
ここからは懺悔の時間に…






パウロ様、本当にごめんなさい!


正直に告白します。


私は今まで
あなたのことを心の中で
おじさん」と呼んでいました……。


私の教室で、生徒さんが
最初に挑戦する課題


それは


フランスの世界遺産 
ブールジュ大聖堂

そのステンドグラスの一部
小さな聖パウロのパネルです。





私の師匠(ステンドグラス作家であり、研究家)が選んだ素晴らしい課題なのですが、描かれているパウロさまが、どうしても私には普通のおじさんにしか見えなくて…


「生徒さん、こんなおじさんの絵を描きたいと思ってくれるかな……?」


…なんてディスり続けてきたのです。



(1〜2度アンケートを取ったのですが、みなさん、『せっかくだから聖パウロをやりたいです!』…とおっしゃって下さいました、涙)






けれど、
マルタに来てようやく分かりました。


あなたは
厳しい歴史を歩んできた島の人々の

信仰の中心であり
守護聖人」だったのですね。




聖パウロ教会&洞窟





 芸術は、自分との戦い



1964年に独立するまで
長きにわたり多くの国に狙われ
翻弄されてきたマルタ島


その島民の心を支え続けてきた
聖パウロは本当に偉大な存在でした。



大聖堂を埋め尽くす美しいキリスト教芸術を眺めながら思いました。


戦いにエネルギーを使うより
美しい建物をたて
筆を握り
彫刻を刻む
その方がずっといい





外側を攻撃する戦いではなく

自分の内側と向き合う芸術



芸術もまた
自分自身との戦いのようなものです。


パウロさまへの懺悔を終え
清々しい気持ちで
イムディーナの街を歩きました。





パウロさま、これからもどうぞ
よろしくお願いいたします!


床の一面をおおう
大理石のモザイクも
ユニークで素晴らしかったです!!





最後までお読み頂き
ありがとうございます♡




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