読むまでも長らく気になっていて、
2巻か3巻出た時に、やっぱ読みたい!て買って読み始めた漫画があるんです。

一昨年くらいだったのかなあ。

買ったのは。


チ。て漫画があるじゃん?

初っ端から、私にはなかなか強い、ううっとなるようなお話でして。


でも、面白いの。

天動説、地動説が大きなテーマで、
でも、お話の中で色んな歴史的背景も説明されてて。

今年、完結して、コミックスも全部買ったけど

5巻くらいから読み進んでいません。
時間のある時に、てのもそうだけど、心が頑丈な時に読みたい感じ?(笑)

以前よりは、グロいシーンとかも大丈夫になったとは思うんだけど、
こう、遠目に、目を細めながら読みたいところが続くとなかなか…。

だけど、続きめっちゃ気になってるんだよー。
そろそろ読むかな。



天動説とか地動説とかの話をきくと、
いつもピサの斜塔のことを思い出します。

多分、ガレリオ・ガリレイのことを想起するんだと思う。


結婚した翌年の正月明けに、
割と急にイタリア旅行に行きました。
新婚旅行の時は、2人で行きたいところ…色んな国や都市を10日間強かけてまわったんだけど、
イタリア周遊は旅行社のツアーで新婚旅行その2みたいな気分。

実際、添乗員さんにも、他の新婚さんにも、新婚旅行?て尋ねられがちでした。



その旅行は

行く何週間前に破格なツアーを夫が見つけて(あ!ちゃんと大丈夫な旅行社ね。)

「行こう!行こう!」て。
そもそも、会社員が一月に仕事休んで大丈夫?て気持ちが私はあるのだけど
「大丈夫。大丈夫。」と。

その頃の部署や仕事の内容的にはオッケーだったみたい。



破格の理由はきっとそれかな。
みんながいけない時期だから。
ミラノ、ヴェネツィア、ヴェローナ、フィレンツェ、ローマをまわるツアー。


とにかく寒かったの。
80年振りの大寒波で道路は凍ってるところもあったり。ヴェネツィアはゴンドラ乗れたけど、アクアなんちゃら、て満潮時に見られる現象も凍りがちだからか、見れず。


観光で歩き回ってると、足の指先、感覚がなんとも。(笑)

マイナス何度の石畳、寒い!


まあ、冬だからね。

それはいいんだ。(°▽°)




イタリアは私、その時3回目だったんだけど、ミラノとローマ以外は行ったことなくて。
ヴェネツィアと、フィレンツェと、ナポリ・ポンペイの遺跡にはずっと行きたいと思ってました。
できれば青の洞窟も。



当時、ユーロが導入したての頃で。

カード払いの時はともかく、現金となると

イタリアリラも使えてるし、現地の方はそちらの方が慣れっこだし、、、

支払い時に少し混乱があるにはありました。

おぉん。現地の方の算数力よ…。


新婚旅行のときはヨーロッパ各国の通貨で旅してたのを思うと、たった数ヶ月で、へええぇ!な気分。



でね。

フィレンツェの話も色々あるんだけど、

そこから2人で足を伸ばして行ったピサの話を。

2つの都市は日帰り圏内。

日本からだと、フィレンツェからオプショナルでピサに行かれる方が多いと思う。



私たちは確か、フィレンツェに2日半くらいの滞在でした。

そこだけでも見るところいっぱいじゃん?

クーポラに上って、ウフィッツィ美術館だけはいくとして。


さて、ピサまで行くか行かないか。


いつかまたきた時、フィレンツェには寄るかもだけど、ピサにいけるかわからないよね。

やっぱ、気になるところには行っとこうか!


世界遺産大好きなの。

買い物するより、そっちに時間使いたかったんだ。


オプショナルツアーを日本から頼むこともできたけど、

少々お値段も高いし、何より時間に縛られるのと、それによってフィレンツェ滞在が減る感じがしたので自力で行くことに。


フィレンツェ滞在2日目の朝早く。

駅に行って、ピサまでの往復切符を買い。

特急みたいな電車だったかな。




電車乗るとそんなには遠くないの。


途中、レオナルド・ダ・ヴィンチの生まれた、ヴィンチ村を通ります。

ピサまでのルート調べてて、ダ・ヴィンチ通るのかー!て思ってた分、その辺りに来た時の妙な感動は今も覚えてるよ。

(フィレンツェの中心を離れると、とってものどかな田舎の風景が広がっていて。ここであの偉大な芸術家が生まれたのかー!お願い

て、芸術だけにとどまっていないよね。

ヴィンチ村方面も散策とかできたらよかったけども。生家までは、駅から更にあったからな。ぐすん



ピサ駅に着いたら、今度は路線バスに乗り

斜塔のあるバス停まで。

そこにはピサの大聖堂もあります。

というより、ドゥォーモと斜塔がセット、て感じなのか。



朝早くにこだわったのは、

何時に上れるか行ってみないとわからないから。

下手したら上れない。

斜塔が傾いてるから、指定時間ごとに見学できる人数が少ないの。

30分刻みだったかなあ。

上ってる人がおりてきたら、次の指定時間の方が上る。

30分で上って見て下りれる、て言うと、塔の大きさが伝わるかな。


着いたらまず、チケット売り場で、「今からで一番早く上れるのは何時?」て。

2人分のチケットを買って、お土産見てたり、広場をウロウロ。

夫が写真をいっぱい撮ってくれて、

キッチンカーみたいなので売ってるパニーニを2人で頬張って。

寒ーいから、あったかくて美味しかった。


早起きは三文の徳( ˘ω˘ )。

そうして楽しく過ごし終えた頃、

わたしたちが上れる指定時間がきました。

その頃チケットブースにいる方は、もう、1日待つのか、てな時間指定とか、本日終了、て感じだったと思う。

お昼ど真ん中の時間は、旅行社がツアー客の為に沢山押さえてたりもするもんね。



定員25人とか?(これ、何気にさっき夫に聞いたら覚えてた。)

引率は警察官2人。

イタリアとかスペインのの警察官、いつも喋っててあまり真面目に働いてる印象ありませんが。


ご陽気な警察官に挟まれて、みんなでゾロゾロ斜塔内の螺旋階段をぐるぐる上りました。


塔はそんなに高くはないんだけど、

3階くらいの段階で、ものすごい重力を感じました。

傾き方がすごくて、真っ直ぐなんて無理無理。


屋上までのぼって、空の下へ。

晴れてて気持ちよかったけど。

塔のちょっぺん、傾きの上側から中心にかけてはまだいいとして、

中心から傾きの下半分側にはなかなか身を置く気になれませんでした。

怖いんだよー!



日本だったら、もっと柵とかあるのかな。

今はどうかわからないけれど、当時はこのまま屋上の端の方に降りたら、落ちてしまうんじゃないか、と感じるほどでした。


見た目以上に傾いてるよ!(笑)

怖いよ!

上りたくて上ってるんだけど、怖いものは怖い。

工事で、傾きは少しマシになってるみたいだけど。



下りた後は、すぐ隣にあるピサの大聖堂に。

聖堂って、いいよね。

歴史を感じる。


バスの時間とか、電車の時間調べて合わせて帰ったんだろうけども。

朝早くから動いたから、ピサで気の赴くまま過ごして、フィレンツェに戻ってもお昼過ぎ。

戻ってからも好きにウロウロ。

街中に彫刻ゴロゴロ。(レプリカだけども原寸大)




言葉のやりとりにあまり不安が無かった、ていうのはあるんだけど、知らない土地だからさ。

エクスカージョンするときは、これで合ってるのかな?とは乗り換えるたび思うよね。

帰り道はともかく、行き道は。

アナウンスとかもちゃんと聞き取れるかなあ、とかもね。


だけど、電車とバスと乗り継いで行ったから、距離感とか、現地の方々の雰囲気に少し触れられてよかったなぁ、て

今でもそれは思う。

記憶朧げなところもあるけれど、印象も強いな。


もっというと、ピサまで足を伸ばしてよかったな!

ワンポイントだったけどね。

また来る機会はあるかもな、なフィレンツェにもその後行けてないけどさ!(笑)



推しは推せる時に推せ。

買いたいものは買える時に買え。

行きたいところは行ける時に行け。