バレエを教えるようになって約15年近くになりますが、
毎年10歳前後の子供の心の成長を考えることが出てきます。
ちょっとした反抗期気味の子供もいますが、こういう時期は心が繊細なので丁寧に。
反抗期気味の子は自分が思うように成長出来ない歯がゆさなどもあります。
バレエではちょうどポアントを履く時期なので壁にぶつかる子も少なくありません。
バレエシューズでは思うように踊れてもやっぱりすぐには慣れるものではないので根性が必要になってきます。
挫折したり涙する子もいますが、成長した後は素晴らしいものです。
自分が10歳前後の時も同じような経験をしましたが
心の成長を見た時に指導していて良かったと思える瞬間のひとつです。
ちなみにバレエ指導も子育ても無意識に自分の経験と同じようにしていることに気が付きます。
子育てでは母親と同じように、バレエでは恩師に似てたり(笑)
皆さんも大人になってから知識を増やしてそれを活かしていると思いますが、
根本的な基礎は子供の頃の環境が大きいと感じていませんか。
私は「子育ては小学校に入るまでが大事よ♪」とよく母に教わります。
時代もあり、なかなか出来る事出来ないことがありますが、
心通じる愛情を与えながらゆっくり大事に育てたいです。