犬と遊ぶこと、そこにつきる | 阿蘇の国のクララ

 

8月30日(月)...

 

「クッ、クッ、クッ、...」

 

「クッ、...」

 

イノシシ林

 

「お尻、洗ってクーださい!」

 

「パパがウォシュレットをしたら...」

 

「旅の始まりです♪」

 

「暑いね」

 

高千穂へ...

 

「うなぎを食べないまま、夏が終わる...。

ママ食べようよ!」

 

十割手打ちそば・天然うなぎ

神代庵(じんだいあん)

 

「うな丼と大ざる!」

 

「私は、天ざる!」

 

元寿司職人の大将が腕を振るうそば屋の、

もう一つの名物が天然うなぎ料理です。

 

素材となるうなぎは、

大将が自ら清流・五ヶ瀬川の支流を巡り、

時には滝壺にまで入って獲ります。

 

五ヶ瀬川支流日之影川

 

「ママ、滑りそうになったときは、

私にもたれて」

 

「Rー1飲んで待ってます♪」

 

「天ぷらが来た」

 

「たくさんあるね」

 

「そばが来た」

 

「最後に、うな丼」

 

川の上流を寝ぐらにするうなぎの身は、

よく締まって格別に弾力が豊かです。

 

「私も少し食べたい...」

 

「ゴムチューブやないかい!」

 

「平底から日之影までが繋がってる」

 

道の駅 青雲橋

 

「やきぐり買った」

 

「ジャスママさんに写真送ろう」

 

青雲橋

 

 

「今年もお世話になりました」

 

「...パパ、うなぎいた?」

 

「一緒に探す!」

 

「流れが緩やかな深いところを探すね!」

 

人は誰でも、

生まれ、

生き、

死んでゆく。

 

生きている間に何をやるか。

 

生きているその時間を、

何かで埋めねばならない。

 

どうせ、何かでは、

その時間は埋めねばならないのだ。

 

どうせ、

何かでは埋められてゆくのだ。

 

ぼくはどうか。

 

犬と遊ぶこと

 

そこにつきる。

 

午後6時...

 

「つぎは山登りだよ♪」

 

「クー!」

 

 

午後6時半...

 

丹助岳

 

「結局ね、死ぬまでの時間つぶし」

 

パパの言葉に、

私はなぜかほっとしながら

笑いました。