今日はもしかしたら、ちょっと長くなるかも…。

横浜市西区のママ英会話サークル、「ママグラッド」に参加しているのですが、メンバーの犬尾陽子さんと初めて個人的にお会いしました。



陽子ちゃんとは年齢も一つしか違わず、子どもの年齢も近いのにこれまでの人生で本当にたくさんの経験を積んで、勉強もたくさんしていて…。

英語だって、通訳の仕事ができるくらいなのに、今、中学1年生のテキストをやろうとしているって話していました。

基礎の基礎を復習しようと思い立ったのだとか。

モンテッソーリ教育の講師の資格も持っているし、尊敬できる要素しかないのに、まったくお高くない。

穏やかで話しやすい、さすがパーソナル&エグゼクティブコーチ。


陽子ちゃんの華麗なるプロフィールが分かったところで2時間強のお茶タイムでとても心に残った話があったので、ここに書き留めておくことにしました。


唐突ですが、

あなたのお子さんが4歳とか5歳以上で、習い事を複数していたら、その習い事の中で何が一番好きですか⁉️


この問いに、意外に答えられないママさんが多いのです。
(…まだ自分の意思や意見がしっかりと持てない年齢のお子さんのことではありません、あしからず。)


自分の子どもには苦労させたくないから、たくさん習い事をさせて、可能性をたくさん与えてあげようという親心、痛いほど分かります。


しかし、子どもに選択をさせることを怠ってしまうと…。

陽子ちゃん曰く、
「すっごく頭は良いんだけどね、有名な大学出ていて。何でも与えられたことはこなせるんだけど、いざ社会に出て自分の意見なんか求められると、言えないの。慌てちゃったり。
小さいときから自分で考えて行動する、決める、選択することを経験してないから、あるときポキッと折れてしまう人がよくいるし、見てきた。」


こんな話でした。


いつまでも子どものため、この子の幸せのため、と思って意思を示させることをせず、ギュウギュウに詰めこむこと、していませんか?


そして、詰め込まれている子は、そのことに反抗や意見もせず、こなせる場合が多いそうです。
親の期待に応えようとして。


うちの娘も、3歳のときに英語イヤイヤの時期がありました。

私、一応英語の先生だし、娘ができてほしい気持ちは当然ありました。

でも仕方なくそのときはムリヤリ英語の本を読み聞かせたり、話しかけたりもやめて、生徒さんにレッスンをすることに集中しました。

今、5歳になりましたが、あのとき無理強いしなかったのが良かったのか、また英語に対して積極的です。



「感情を持って、モノゴトをゼロから創り上げられるのは人間だけなんだよ。」

陽子ちゃんからのこの言葉が私の心の中に響きました。


そう遠くない未来、AIが私たちの仕事をこなしていく。処理能力では人工知能に人間は勝てないでしょう。


でも、意思を持って、何もないところから何かを生み出していくのはAIにはできないこと。


AIに取って代わることのできない、価値ある1人の大人にあなたの子どもにも私の子どもにもなってもらいたい、そんなことを考えさせられた時間でした。




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