人間だれしも、好き嫌いがあります。好きなものは最近は推しというでしょうかね。
お金を使う時には、この好きだとい感情が大きく関係するかと思います。
好きなアーティストのライブに行ったり、CDやDVDを買う、なんて言うのは好きだからという感情がなくしては考えられない行動です。
私の場合は噺家に祝儀なんていうのもあります。
相撲の後援会や芸術家のパトロンなんかも精神構造は同じでしょう。
こうではないケースは、損得勘定というカンジョウが働いて、行動を支配しているケースです。
上司のいうことを聞いたり、ごまをすったりというのは明らかな損得勘定ですね。嫌いでも損得勘定が上回っているケースもあります。
政治家の支援というのも明らかに損得勘定でしょう。
昔政治家は就職の口利きを結構あからさまにしてました。大学4年生を自分の事務所でタダ働きさせて、どこぞの企業に紹介して入社させるということなんて、しょっちゅうでしたね。
企業なんかも明らかにそうですね。パーティー券買って、自分たちの事業に有利に働いてもらおうという下心だけですよ。構造的には汚職と同じで脱法的贈収賄が政治家への献金やパーティー券購入とみるのが正しいです。
そうじゃなかったら見返りもないのに、政治家に金出すのは株主に対しての背任行為だと思います。
自民党推している人って、明らかに損得勘定だと思います。今後の世の中考えたら、今の自民党の政策では無理なんですが、推す人はそんなの関係なくて、自分の損得勘定だけですよ。
ジャーナリストやマスコミ関係も、自分の仕事がやりやすくなるという損得勘定で報道するから、自民党の嘘が暴かれず、長年の政権維持になっているというのが実状でしょう。
最低限の倫理観が損得勘定を上回る世の中を期待します。