個人的な夢というよりは、国家としてという意味なんですけどね。
この30年、とにかく失策続きですね。無策というべきか。
国家観に基づく、将来ビジョンを描いている政治家や誰一人いなかったのはあまりにも致命的でした。
この国には政治屋はいても政治家はいないことを改めて痛感しました。
この国は取りたいだけ税金取って、政権に献金している業種にのみ、その金を分配するという脱法的贈収賄がまかり通っている社会です。
社会保険料が上がるのは、少子高齢化だという人もいますが、少子高齢化は国の失策が関係していることは明らかです。
実は1974年に、日本ははっきりと少子化を目指す政策を打ち出していました。
同年に厚生省の諮問機関である人口問題審議会は、人口白書で出生抑制に努力することを主張しています。73年にオイルショックがあって、資源と人口に関する危機感が高まっていたからです。
象徴的なのが同年に開催された日本人口会議です。人口問題研究会が主催し、厚生省と外務省が後援した会議では、「子どもは2人まで」という趣旨の大会宣言を採択しました。
これがそもそもの失敗です。確かに女性の晩婚化が原因している部分もありますが、決定的だったのは竹中が進めた非正規雇用の拡大が決定打になってます。
人口は減って年寄りばかりになる、社会保険料は介護保険料含めてどんどん上がる、産業としての売り物がない、金利は借金の観点から上げられないので円安、円弱は止まらない、科学者に投資しないから新しい技術は生まれない、円安だから海外からくるのは円安目当ての観光客だけで普通の人は迷惑するだけ、輸入物価は益々上がる、政治家だけが脱法行為を続ける
30年前の年収500万円の人の手取りは370万円から330万円に40万円も減ってます。企業に給料上げろという前に税金社会保険料を下げるのが先でしょ。