今後の自動車はEVということで欧州から始まって、テスラ、中国と進んできてますね。

日本では今一つですが、日産の軽自動車サクラは結構売れたようですね。

 

何故、日本ではEVが難しいか、私の見解は以下の通りです。

 

1.集合住宅ではEVは難しい

マンションで充電設備があるのは限定されていると思います。更に立体駐車場はコストがかかるということで、駐車場自体が減っている現状で、集合住宅に住んでいる方はEVはやはり選択肢の一番にはならないと思います

無論一部の高級マンションでは違うかもしれませんが、庶民に浸透しないと、全体のシェアは上がりません。

 

2.下取り価格が不利

車の中で一番進化が遅かったのがバッテリーと言われてましたが、EVになって、バッテリーの進化は早くなったと思います。進化が早いほど、中古車を選択するのは勇気がいりますね。現実に日本でEVの下取りは非常に不利と言われてます。

ただでさえ高いEVで下取りが不利だったら、進まないですね

 

3.充電時間の問題が解決するにはまだ時間が掛かる

各社は航続距離を長くすることを重視してますが、無論、航続距離も大切ですが、充電時間の短縮化、または小型化で交換できるような状況じゃないと、これまで5分程度の給油時間が最低でも30分の充電時間じゃ、せっかちな日本人には難しいと思います。

 

4.充電インフラの発達にはまだ時間が掛かる

日本の人口は急激に減っていきます。そういう状況でEVのためのインフラが急速に発展する可能性は非常に低いと思います。インフラで言うと優先度が高いとは言えないと思います。

 

5.価格が下がらない

ただでさえ、自動車の価格は急激に上がっていて、EVはその中でも高くて補助金頼みのところがあります。補助金は縮小傾向は見えてますから、価格競争力の観点からも不利だと思います。

 

EVが普及するのは、2台目以降で戸建てで駐車場スペースが広くて、毎日決まった通勤に使うような状況、群馬県とかは一人1台と言われてますから、そういうエリアでサクラのような車は補助が増えれば、爆発的に売れるように思います。

 

それ以外だとお金持ちのおもちゃかな。ハイブリッドが一番ですよ。EVと言いますけど、そもそもどうやって発電するかということがあまり話題になりません。化石燃料で発電してEVでCO2削減なんて、笑い話でしかないですね。