小泉総理は国民の人気は高い政権でしたね。

 

突然の北朝鮮電撃訪問や郵政民営化等、わかりやすい実績を上げてきた人だと思います。

 

私は個人的には郵政民営化の是非に関しては、何とも言えませんが、一番は小泉総理は本気でやろうとしていたことではないかと思います。反対する自民党議員は外して、選挙で刺客を出して落選させるなど、抵抗勢力を一掃してもやり遂げるという本気度の高さはすごかったと思います。

 

政権には功罪あるので、竹中氏を使ったことは、戦後最大の汚点だと思います。

現在の日本の貧困の原因は非正規雇用の拡大にあると私は考えております。

少子化の最大の犯人は非正規雇用の極端な拡大にあると思います。

セーフティネットのできていない日本での非正規雇用の拡大は、将来不安を助長し、給与は下がり続け、結果、見掛け上の失業率は上がりましたが、この有様です。企業がこの片棒を担いだわけです。

 

個人的には、人生いろいろ等と国会で答弁する等、ふざけた人という印象もありますが、やろうとしていることへの本気度という観点では、歴史に名前が残ると思います。

 

対して、岸田総理、この人、いったい何したいのか、本気なのか、正直、全然わかりません。

岸田さんが本気で、日本を何とかしようと思っているなんて、国民誰一人信用してないと思います。

こう思われた時点で政治家としては、賞味期限切れなんですよね。

 

余りの薄っぺらさに、知能の低さを感じ、この人、本当に開成高校の出身なんだろうかと伺ってしまいます。

 

この人、結局、信念も覚悟も何もない、ただ、総理を続けたいだけの人なんだろうと思います。

嫌われても説得する覚悟のない人は総理をやってはだめですよ。

 

増税するならそれでも致し方ないと思う国民は多いと思いますよ。ただそのためには、金額の大きさではなく、身を切る覚悟、国会議員や政権与党に関する費用の抜本的圧縮、こういうことしないで閣僚の報酬あげるようなことを平気でしていたら、国民感情としては、支持されないんだと思いますよ。

自分たちの身を削ってから、国民に負担をお願いするというのが手順であり、TPOだと思いますよ。だから頓珍漢だというんです。

国会議員や自民党を敵にしても、そういうことをやる覚悟があるとは思いません。だから本気じゃないんです。

 

給付じゃなくて給付と減税にこだわるのは、増税メガネとその他関係者への配慮らしいですが、そういう変なことにこだわって優先順位間違えるから、支持されないんですよ。というか信用されないですね。

 

現状は麻生政権末期とよく似ているそうな。野党のテイタラクに救われている岸田政権でした。