河合塾グループでKALSっていう、医学部編入試験の予備校があるんですが、
そこで英語と生命科学と小論文を長年教えている先生に医学部編入試験について相談に行ってきました。
今の季節、よく相談会とか催されています。
で、数ある大学の中で阪大と神戸大学は特殊な大学らしく、臨床医ではなく研究医を主に欲しがっているということでした。
なので、編入試験では、大学院での研究成果を重要視しているとのこと。逆に、面接で「将来は臨床医を目指しています」って言おうものなら、「え?じゃあ、なんでうちの大学を受けに来たの?」みたいな反応をされるらしい。(だからと言って、医学部に入学したら強制的に研究医にならなければならないというわけでもないらしい。)
そのことを研究室の先生に言ったら、
「じゃあ、来年の春に生体医工学会で発表しよっか。その学会ってすごく力のある学会だから、そこで発表したっていうだけで研究業績としては一目置かれるし、たしか自動的に論文雑誌にも掲載されることになると思う。そのかわりハードル高いけどね~」
と、ご助言をいただきました。
あと、「学部のときと専門が違うので、大学院の授業についていける自信がないんですが・・・」と相談したら、
「じゃあ、授業始まる前にこれ読んどいて。それが基礎だから。」と手渡された参考書が、300ページくらいの厚みのあるものでした。
さらに、研究が本格的に始まる前に頭に叩き込まなければならない、辞書っぽい参考書もあり、
さらにさらに、研究生活で関わる方が国費留学生としてアフリカからやってきたゴッツイ黒人の方で英語とポルトガルしか話せないので、会話はすべて英語でしなければならない。
つまり、
・ 世界で誰もしたことがない研究をやり、この一年くらいで成果を出す
・ 英会話に堪能になる
・ 専門外の大学院の授業で単位を取る
・ 編入試験の勉強をする
という四つの課題をこの一年でクリアしなくてはならない。
もちろん健康面経済面のバランスも崩さずにこなしていく必要がある。
一年後の僕はどうなっているんだろう・・・・・。
P.S.
一か月前はプログラムの「プ」も知らなかったんですが、この一か月で人工知能の基礎となるプログラムを作りました。笑
やればできるもんだな・・・。