門脈の奇形 | クランのブログ

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難病(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)を抱えながら医学部目指してます

今日、腹部のCT検査を受けたのですが、

その検査で門脈の部分に生まれつきの奇形があることがわかりました。

何十万に一人の割合でそういう人がいるみたいです。

冠状胃静脈(?)と腎静脈(?)の間に本来無い血管があり、つながっているようです。

本来冠状胃静脈から来た血液は肝臓に流れ、

その後心臓に血液が入っていくのですが、

僕の場合は、肝臓に行く血液の何割かは腎静脈に流れてしまうため、

心臓に直接入っていく血液の量が多いみたいです。

腎静脈は直接心臓につながっている血管です。


そのため、

普通は肝臓でワンクッションおいて心臓へ流れていく血液が、

直接心臓に流れていってしまうため、

心臓への血液の流入量が増え、

それにより肺圧が高くなっている可能性があるようです。

ですので、

どこかのBPAのときにカテでその血管を詰めて、

肺圧が下がるか測定し、

もし血管を切り取る必要が出てきたら、

手術をする必要があるみたいです。

手術は開腹手術とカテによる手術がありますが、

カテによる手術は岡山の病院ではほとんどやったことないらしいです。


とりあえず、血管を詰めて、肺圧が、どうなるか様子を見て今後どうするか決めていきます。