母が最後に伝えたかったこと | クランのブログ

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難病(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)を抱えながら医学部目指してます

コブクロの『蕾』を何気なく聞いていた。



『 散り際に もう一度 開く花びらは あなたのように


聴こえない 頑張れを 握った両手に 何度もくれた 』



という歌詞が耳に入ってきて、あることを思い出した。




母が亡くなる前日、


ベッドのそばにいてる僕に、


母の目が何かを訴えてきたので、


僕が耳をそばだてると、


虫の息で何かを伝えようとしていた。


でも、声が小さすぎて何を言っているのかわからなかった。


何度も聞き返したが、結局聞きとることができず、


母も伝えることをあきらめた様子だった。



母は最後に僕に何を伝えたかったんやろ?



と、ふと、今思い出した。