いやーびっくりした。なにこの美女。木村文乃っぽいけど、若手で木村文乃似の子が出てきたの!?いやー凄まじくカワイイ。とんでもないことになった。と喜んでいたら本人でした。若っ!

 マンガの実写版は、原作を知っているとキャストに違和感があるとストーリーに入れない。鈴木亮平の冴羽獠は噂に聞いていた以上だった。ただねぇ、どうしても鈴木亮平には天皇の料理番のお兄ちゃんのイメージがあるから、そーんな無理しちゃってスケベなふりしてさぁ、と、思ってしまうんだよね。役者っていうのは難しいですね。


 自販機を投げつけた、20mジャンプした。驚異的な身体能力保持者による事件が多発していた新宿歌舞伎町。駅の掲示板に書かれた「XYZ 妹を助けて」という依頼を受けて冴羽獠と相棒の槇村秀幸は女性を助けるため敵のアジトに乗り込んだ。だが戦っている最中に女性は逃げ出してしまう。女性を追う中で槇村は不審なアンプルを拾うのだがーー


https://www.netflix.com/jp/title/81454087


 テンポよく進むストーリーに置いていかれそうになるが、たまに復習コーナーを設けてくれるので追いつける。もちろん分かりきったストーリーなのでそれをどう見せるか、というのがキモなのだけれど、東京をカッコよく見せるという表現ではよく出来ていた。

 問題はやはりキャスト、というか演技の違和感であって、もっこりは上述のとおり個人的な思い入れが邪魔したし、香は意識し過ぎというか、演技し過ぎというか、とにかく香過多なのが気になっていた。なのであまり物語に入れず「シティハンター」をどう表現するか、という見方になってしまったのだが、作品が終わる頃には「続きを見たい」という気持ちになっていた。