浅ダナウドンセット実釣のため、C釣り堀へ。席は北向き111番。14時頃まで陽が届かず寒かった。タックルは調査結果通りのものを用意した。


場所C釣り堀
時間8時半〜14時半
天気晴れ
気温6℃〜15 ℃
水温13.5℃
北向き111番
竿8尺
ミチイト0.6号
ウキかちどき彩羽浅ダナセット5号
上ハリス0.5号8cm
下ハリス0.3号40cm
上針バラサ5号
下針コム3号

 エサ
①バラケ 粒戦50+粒戦細粒50+水150+10分待つ+ヤグラ200+セットアップ100
②バラケ 粒戦50+粒戦細粒50+セットガン100+セットガン100+水150+10分待つ
③バラケ 粒戦25+粒戦細粒25+水70+10分待つ+ヤグラ100+セット専用バラケ50
④クワセ 力玉ハードⅢ
⑤クワセ 力玉

 予定通り、釣り始めはしっかりなじませることを意識して、サワリのタイミングを見る。
 手でバラケエサをギューッと握りしめて固めて振り込むと、大きくナジんでバラケエサがぶら下がった。チリチリとバラケ終わるまでに早くもサワりが出る。カラツンやスレを経て一枚目が出たのは釣り始めから20分後くらいだった。

肩パンパンのイカツイへら。

 その後サワリアタリはあるがカラツンとバラしが多くなかなか食わせられない。
 サワリは出ているのでハリスを一気に30cm、針は4号にサイズアップ。しかし下針へのアプローチはなく、たまに食っても上針。ライントラブルのついでにハリスを35cmへ伸ばす。それでも枚数が伸びず、またまたライントラブルのついでに40cm3号へ戻したところ、途端に食いアタリが出て5枚目にしてようやく下針を食ったヘラが出てきた。このくらいのタイミングで、バラケを少し圧を弱くつけて、竿を引いたりしてバラケを抜こうとしはじめた。
 ちょうどエサがなくなったタイミングで昼食を取りバラケエサを②に。振り込んでみてビックリ、何が初心者に優しい配合なのだか、柔らかすぎて振り込んでいる最中にエサが落ちる。仕方ないのでセットアップをひとつかみ混ぜるとようやくタナまで持つようになった。しかしカラツン、スレ、バラしにはずーっと悩ませ続けられる。それに、未だに上針を食ってくることも多い。
 スレるのは、上針にヘラが寄っているからではないか。クワセを食わせるにはどうしたらいいか。ある時バラケの圧が弱すぎて水面に落ちたエサを見てピコンとひらめいた。釣りニュースを調べていたときに「水面直下で抜いていている」という言葉を見て、「バラケエサって一度ぶら下げてから抜くんじゃないの?」と疑問に思ったことを思い出したのだ。
 バラケエサが針に残ってるから上針を食ってくるのだ。水面直下で抜けばバラケエサは上針に残らない。それに、水面に落ちたエサを見ると意外と一直線に底へ落ちるのではなく、ある程度タナに漂っている。ということは、高い位置でバラケを抜いてもクワセにちゃんとかぶせられるのではないか。
 それまで、チョウチンセットのイメージでバラケエサをクワセエサに振りかけるようにバラケさせないといけないと思いこんでいて、あまり早く抜くとクワセ→エサの順に落ちるのではなく、エサ→クワセと、エサをクワセが追ってしまい釣れないのでは、と思い込んでいた。 
 そこで、バラケエサを手でギュッと握るのをやめて踏り込み位置まで持つ程度の圧にして、ナジみが出なくてもかまわない、という釣り方にしてみた。
 ウキが立ってなじみゼロ。それでも待っていると、、ズバッ!とウキが消し込んだ。ほら!これだ!
 ・・とはいえ上針を食ってきたり、スレがなくなったわけではないのだけれど、ヒットペースは確実にアップ。③のバラケエサも試しつつ、ハリスが切られたタイミングで下ハリスを35cmに詰めたり、針を4号にサイズアップしたりしながら、最終的には18枚の釣果となった。スレも入れたら50枚は確実に釣っている。どれだけ下手なんだろう。食いアタリの見極めができるようにならないといけない。
 いちばんペースが良かったのは下ハリス35cm針4号バラケエサ③と力玉の組み合わせだった。力玉は柔らかくてカラツンに合わせるだけで針から外れてしまうので、ついついハードを使ってしまう。そもそも釣具屋に力玉のラインナップが少なくて他の種類が買えない。

 例会のオジサン達の話を聞いているとどうやらダンゴの釣果がよかったみたいだ。あれだけ上針を食ってきたのだからそれはそうだろう。

 心配していた0.3号のハリスだが、切られたのは4回。アワせるとキュキュン!と糸鳴りがして、竿尻を落として受けているとプツンッと切れた。針のチモトからが2回、チチワの結び目が2回。ハリスの太さは変えなかった。

釣果:18枚