小さな夢を何度か見る
それは、あまりにも現実的で
夢と現実の区別がつかなくなっている
文を書くのが好きなのだけれど、それを仕事にしたいと
何度も思った
手段もコネも何もない
無知が故に方法もわからない
小さくていい
どこかで書かせてほしい
いつか仕事がしたい
そんな思いを持ったまま
でも、制限なく自由に書きたい
眠剤が効いてくれない
眠くなれない
不安薬も効かない
どこまで強くすれば
治るのだろう
私の身体は、私の身体じゃなくなってきている
どんどん生きる行為から遠ざかっていっている
そのせいかな
「強い死」を考えるようになったのは
最後の晩餐は何がいいか
最近はそんなことばかり
どんな部屋で
どんな内装で
どんな食器達で
どんなご飯を食べようかな
なんてね
そうして笑って最後を迎えるのだ