ーPM15:00
西日が差してきた川岸。
狙いのアカザは今回は諦めたので、
もう一つの狙い、
岸辺の草木に絡まってるであろうホトケドジョウを探していました。
草木の下には、
アブラハヤ、タカハヤの幼魚が集まっております。
ヌルっとした質感だけはホトケドジョウに近づいてきてます。
普段であれば、満足して家路について
銭湯で疲れを癒しながら出会ったお魚を振り返っている時間なのでw
狙いのお魚が捕れずとも、
十分頑張ったで賞を与えたいのですが、(腰ガックガク)
今日は終日ガサ!(もうやりません)
春先のサンセットを川岸にて
狙いのお魚と見届ける約束なので
と、
そんな思いがガサ神様に届いたのか、
草木の下からガサガサ界の定番キャラが顔を出してくれました!!
んぐぐぐぅぐぐうぅ~
確かに、このコに会わな帰れんです。
様々な日淡に出会えた今日の大トリといってもいいくらいです。
個人的に好きな日淡です!
それでは、お手を拝借、、、
「ドンコ」
ドンコをガサガサした事がある方はなら分かると思いますが、
他のお魚であれば、網でジタバタと動いて
一緒にすくった草や堆積物をとっぱらってお魚だけをバケツに入れるんですけど。
ドンコはぐったりとして動かないのでw
全く気付かづに、草や堆積物と一緒にポイッとしちゃうことがあります。
死んだフリしている訳ではないんでしょうけど。
色も黒っぽいので、中くらいのドンコだと網の中をよく見ないといけません。
私は白いお腹で、「あっ。いる。」と気づきます( ´∀` )/
これまでも、そしてこれからもポイッと気づかないんだろうな。と思います。
そして、
危うくポイっ!としそうになった
今日一番の"ハッピーな出会い♪"がこちら。
どこにドンコがいるか分かりますか?
ヨシノボリではなく、ドンコが網に入ってます。。。
どのくらい小さめかと云いますと
3cmくらいのドンコです。
昨年遅めに産まれたか、今年の当歳かは分かりません。
今年にしては時期が早いですが、
例年梅春~梅雨時にこのサイズ感のドンコによく出会えます。
小川や小さな川であれば、
生態系ピラミッドの上位に君臨するドンコ。
肉食魚として、ナマズに次いでその環境のドンになる訳ですが
そんなドンも勿論幼魚の時代はあり、
無事に大きく成長したドンだけがドンになるのです。
そして、
このサイズから水槽での飼育を始めると
とても可愛いドンコの魅力に憑りつかれます。
とても面白いです。
長いお付き合いにもなるし、
次第に大きくなっていくドンちゃんの変貌を見れます。
あんな可愛かったのに・・・
から顔つきがふてぶてしくwなっていきます。
その分、ダイナミックな捕食を魅せてれますので、
幼魚~成魚、どこのステージでもドンコ飼育は楽しいです。
今回は幼魚とミドル級のドンコでしたので、
スーパーヘビー級は、夏場にでも出会えたらいいな。と思います。
日淡の中で、混同しがちな
ドンコとカジカ。
ドンコには鱗があって、カジカには鱗がありません。
カジカを捕まえると粘液でヌメヌメになるのはそれが理由です。
生息場所は、
ドンコは用水、中流、小川、に対し、
渓流・上流・冷水を好むカジカ。
幼少の頃からどちらも接する機会がありましたが、
私的にはドンコの方が好き。
カジカは険しい山奥に生息しているので、
イワナやアマゴヤマメのように、すんごいたまに出会えたらいいよね。
って感じです。
皆さんは、
双璧をなすようなソコモノ日淡
タイプ、キャラは違えど、
ドンコとカジカどちらがお好みでしょう?
See you next Nittan...
ー終ー
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