お早うございます、広瀬 まりこです

 

 

 


台風が接近している今朝は

傘をさして近所の大好きなスターバックスリザーブへ。

 

 

早起き絶賛継続中だから、開店と同時に

「1番客〜♪♪」と思って入店したら中には既に3名のお客様が、、、!

 


早起きライバルは沢山いるのねん。

 

 

(落ち着く近所のカフェ♡)





 

さてさて、今日は先週2泊3日で向かった森の中のリトリート体験をシェアしたいと思います。

長くなるから2回に分けてお届けするよ。

 

 


 

そもそもなぜこのタイミングでリトリートしたいと思ったか?

(リトリートとは:普段いる場所から物理的に距離をとることで疲れを癒す方法)

 



現職の外資系スタートアップ企業に転職してちょうど1年経ち、

毎日の多忙な日々から離れて改めて自分が大切にしたい価値観を森の中で考えたかったんです。

 




環境が変わるとアイデアや直感が閃くように

今回は前から興味のあったリトリート施設に行ってみようって。

 



 

選んだ場所は長野県安曇野にある

キラキラ「養生園」キラキラ

信州・安曇野の豊かな自然の中、玄米菜食の食事やヨガ、森林散歩、温泉を楽しみながら心身をケアできるホリスティック施設

 




 

友人がここに毎年自分を整えに泊まりに行っている、なんてことを聞いて

「私も行ってみたい!」と思ったのがきっかけ。

 

 


予備知識ほぼゼロで向かいました。

 



森の中にヨガスタジオが開放されている、とのことでヨガマットを抱えていざ、出陣。

 



信州、長野は個人的に日本で最も好きなエリアの一つ。



自然が大変美しく、そびえ立つ木々はどこか神々しくって

その中にいると自分が宇宙と一体化していくのを体感できるから。

軽井沢にはよく行きますが、安曇野は初めて。

 

 


なんと自宅から養生園まで片道4時間かかりました笑い泣き

 

 



 

新宿駅から特急スーパーあずさに乗ること2時間半。

「穂高」駅で降り、そこからバスで山中へ登ること30分。

 

 


 

「有明神社」前のバス停で下車し

テクテク更に山を登っていくと、、

 

 

 

 

 

 

森の奥には、「養生園」がありました。

 

 

 

 

 

 

ひっそりと、どんなものをも拒まない、どこか神聖で、どこか厳格な雰囲気を漂わせていました。

 

 


質素で温かみのある木造りの建物。

恐る恐る扉を開けると

 

 


若くてとっても肌が綺麗なお兄さんが迎えてくれた。

ここの施設の決まりごとや案内をしてくれて、部屋の鍵を渡される。

 



 

「あとはお好きなようにご滞在ください」

 

 



ホテルのような”ちゃんと”した、いや少し重たい接客は一切なし。



どちらかというと必要最低限で、こちらからアプローチしないと何もしないスタンスのスタッフさんたち。

 

 



一緒に共同生活をしている一員のような。

 

 


 

最初は戸惑ったのだけど、後から聞いたら敢えてお客さんに絡んでいないそうです。

ここには心の病(うつ病等)を治しにくる方もいらっしゃるんで、自分たちからはむやみに話しかけないと。

 

 

 

なるほど。なるほど。

 

 



部屋はシンプルな6畳ほどの和室。

可愛らしいベランダが付いていて

部屋の中にはデスク、布団セット、ハンガー類のみ。

 



 

洗面所とトイレは各階共有。

 


 

お風呂は好きな時に天然の温泉に入れます。

 


 

自動販売機的なものは一切なく

代わりに1階の食堂には常にお水とお湯、三番茶があり、好きな時にいつでも飲みに行ける。

あとは有料でハーブティーとインカ珈琲も。

 

 

 

(受付)


(中庭)

食事は1日2食の完全なる玄米菜食。

朝は10:30分、夜は17:30分。

 

 

(食堂)


 

建物はどこも木造りでとても温かみのある、どこか懐かしい雰囲気でした。

私が宿泊している「里の家」から更に20分山奥に行くと

そこには宿泊者専用の「森のカフェ」があって

そこでお茶したり、本を読んだり、ヨガができるスタジオがあるらしい。

 

 


 

建物内は全体的に電波がほとんど通ってなく

強制的に電磁波のデトックスが出来た。これは良かったかな。私のキャリアのAUの問題かもしれませんが。

 

 




部屋に荷物をドスンと置いたらベランダで深呼吸♡

 

 



信州の森の空気は格別。

美味しくって、身体中の細胞がヨロコビでむくむくと起き上がる感覚。喜んでいる。

ベランダの前はもちろん深い森。きっと夜になったら真っ暗なんだろうな。

 


 

夕飯まで3時間くらいあったので、森奥にある「森のカフェ」に行ってみました。

 

 



上り坂を歩くこと30分くらい、、、

 

 

うん、運動不足の私にとって結構しんどい。

 

 

途中何度も「まだかよ〜」って思った。

 

 

森の中を歩いていると色々な自然に目がゆきます。

 

 

途中に見える絶景だったり

足元に落ちているドングリや栗、きのこ類。

 

 

いちいち感動しながら森に慣れない自分の身体を酷使して。

 

 

30分歩いた先にやっと見えた「森のカフェ」

 

 

ここは無人で

焼き菓子やセルフサービスのドリンクを自分で作ります(有料)

 




1階はなんとも可愛らしい作りのカフェ。

外にはハンモックがあったり。

 

 







2階は素晴らしいスタジオがありました。

 

 





私以外にも瞑想をしている男の子や

ダンスをしに来ている女の子

 

皆思い思いの時間を過ごしていました。

 

 

私は早速ヨガマットを広げ、深呼吸と練習。

 

 

森の中は新鮮で、本当に気持ちがいいのね。

途中でカフェにあった面白い本を読んだり

人生初のインカ珈琲を飲んだり。

 

 


ひたすらまったり過ごしました。

 

 

ここのカフェにも何名かいらっしゃって

皆様ただ本を読んだり、書き物をしたり、興味深かったです。

 

 



人の数だけここでの過ごし方があるんだなぁ、と。

 

 

 


暗くなる前に宿に戻って、楽しみにしていた玄米菜食のご飯へ。

 

 


ご飯の時間になると、スタッフさんが木の板を木のトンカチで「コンコンコン」と大きく鳴らして

滞在者全員に食事の時間が始まるとこを知らせます。

 



なんて昭和的なんだと最初1人で吹いてしまいましたw

 




音が鳴ると、皆リビングへ出て来て食事をとります。

そして机に座り、食事の開始。

 


 

誰も携帯を見る人は居ません。

 


 

シーンとした中、知らないもの同士が一言も喋らずに黙々と食事を摂ります 笑

(参加者はほとんどが1人、もしくは夫婦)

 



このシーンがどうしてもおかしくってね、終始変な違和感と笑いをこらえるのに必死でして。




今ここで食事を共にしている人はどういう思いでここに至ったんだろうか。

色々な思いが頭をぐるぐるします。




 

 

人生初の玄米菜食のマクロビご飯の素朴な美味しさは想像以上に美味しくて、、!

口に入れるたびに体の細胞が歓迎しているのが分かる。

 


化学調味料や動物性のものは一切入っておらず、とにかく薄味だけど

施設の畑採りたての無農薬野菜やハーブは素材の味が楽しめる。

 

 


 この食事だけで1週間過ごしたら

自分はどうなってしまうんだろう、、

なんて事を思ってました。

 



この日は疲れてたので

温泉に浸かり、中秋の名月をベランダで拝んだ後

直ぐに就寝




満月の光がとても力強かった。





二日目に続く、、