「日本野鳥の会」が出しているフリーペーパーTorino(トリーノ)
(ちなみに会長は柳生博さん!ですよ)
野鳥のことばかり書いてあるのかと思ったら、結構内容が濃くって
面白いです。
藤原新也さんなどの有名な写真家の方たちが撮った、リアルで
引き込まれる大自然の風景の写真を、詩やコラムとともに載せています。
年に4回発行されるようです。
見開きにはある言葉が書いてあるのですが、去年の秋に発行された
ものの中にこんな言葉が書いてありました。
「得失是非一時放却」
とくしつぜひいちじにほうきゃくすべし
三祖僧璨
この広大な無辺なる大宇宙には、元より何かを所有する者もなく、
また失う者もない。
同様に正しいとする者もなく、また誤りとする者もない。
この大宇宙、自然の働きは得失是非を超えてあるがままにしてあり、
生きとし、生けるものには等しく命が授けられ、本来充足している。
しかし、私達の心に得失是非の迷妄が生ずることより、
争いが生ずることになる。
僧璨(そうさん)はこれらの迷妄を一時に捨てよ、と説く。
人はこの世に生を受ける時、何も持たずに生まれてくる。
また、この世を去る時も、何も持たずに去ってゆく。
(中略)
あれもこれも手を伸ばし、我が物にしようとしても、
手足の数に限りがある。
両手を放ち、是非得失を一時的に捨て去って、
そこから生死を見つめれば,
大空を自由に舞う足下の神蛇は、自らと化す。
欲あってもがく、それが人間じゃな~い!などと開き直りのように?
思いながらも、一方で、あ痛たたた・・・・と胸を押さえる自分もあり
写真もきれいだし、コラムや書いてることも面白いので、
機会があったらみなさんも読んでみてください
あ、ちなみに野鳥の会会員にならなくてももらえますよ!
シオ原
