ペコちゃんは、
はっきり言って、
Beta的要素が濃い。
要するに、親になって子育てを始める準備や心構えのなかった私とD君は、寿命を縮める思いで頑張ったけれど、やっぱり意気込んで待ちに待った赤ちゃんを授かったような夫婦と比べちゃったら、どうしようもなくペーペーだったろう。
そのせいかペコちゃんは、バイリンガルな家庭とマルチリンガルな日常生活が重なって、発語が異常に遅かった。
他よりかなり遅めに、3歳直前でトイレトレーニングを始めたのも、コミュニケーション能力が不足していたからだし、保育園や幼稚園では、組織だった行動を取る際に支障が出るほど、言葉の理解が遅れていた。
そんなペコちゃんも、4歳になる頃には、家庭的に小規模な幼稚園も手伝って、日本語も英語もスラスラ話すようになった。
そんな今でも、やっぱりペコちゃんは、未熟過ぎた親と共に試行錯誤を経験し、彼女の場合は試行錯誤の対象だった訳だから、よほどの混乱があったと思う。だから苦労した親でさえ、Beta版と認めざるを得ない。
それに比べ、チビ長の場合、キレイに整備された道を進んでいる感覚。
ペコちゃんで苦労した分、チビ長は非常にスムーズ。
ペコちゃんの発語が遅くて、4年近くも赤ちゃん言葉しか話さない子供とフルタイムで過ごしていたから、チビ長の赤ちゃん言葉もチョチョイノチョイ
と理解できてしまう。新しい言語を習得したようなもんだ。英語をゼロから丸2年でマスターした私だから、その倍を費やした赤ちゃん言葉もどんなレベルになったかお分かりだと思う。だがっ!
ペコちゃんや私という通訳を常時はべらしているにも関わらず、チビ長は話そうとする意志が強い。
だから、モノリンガル(単一言語)の子供と比べれば、のんびりかも知れないが、チビ長は言葉を覚えるのが速い!
『早い=Early』という意味じゃなく、
『速い=Fast』ということ。
初めて話した言葉が、『かわぁいぃー』。
その次が、『ママ』。
それが進化して『マミー』。
その次にペコちゃんの名前を覚え、お姉ちゃんの後を追いかけ回して名前を連呼している。
今は、『おいしぃー』。『Poop=ウンチ』。『おぉきぃー』。『すごーぃ』。
お着替えをすると、自分で汚れた服を洗濯機に持っていく。
こんなに違う姉妹だから、息子は傍観者的キャラとして登場するような気がするんだな~。


』と落ちるのはイヤだったので、サイズは大きめで~


