「日本診療情報管理学会学術大会」


市民講座のテーマは

「ガンと向き合う~自分の身体と時間を大切に」


私はガンではないけど、

これから手術→不妊治療をするにあたって

精神的に参考になるかな~

って思って

受講してみました。

(無料だったしね ニコニコ


アラフォー日記

学会なので

医療関係者ばかり。

会場は大ホールだったけど

一階は満席で、2階の市民席にも

医療関係者が座ってました。


私は、苦手なお一人様なので

ちょっと緊張あせる


講演は、ほぼ時間通りに始まりました。

向井さんのお話は、ご自身の経験から

患者の立場→医療関係者

に向けてのお話だったように思います。


「うん、うん。そう、そう。」


患者側の気持ちをストレートに表現してくれたので

とても共感できました。





向井さんは、妊娠と共に子宮けいがんが発覚。

知り合いのツテで、

私立系医大の有名な教授を紹介してもらい、受診。

そこで心臓がはりさけるような想いをされたそうです。


そこは医大。

学生の勉強の場でもあり

「教授」といわれる先生は指導をする立場。

それは分かっているコトだけど・・・


授かった命を守れるだろぉか、

ガンと闘えるだろぉか

と情緒不安定な向井さん。


内診台の向こうで教授の声。


「おい、来てみろ。」


学生たちが集まってくる。


「これ大きいだろぉ。ここまであるぞ」


全員の視線が集中している。


そして・・


フラッシュ。

写真をとられる。



不安定な精神状態の上、

無神経に、そんなコトをされて

本当に心臓が張り裂けそうだった。


そして教授の一言。


「こりゃあ無理だな」



何が「無理」なのかは分からないけど

医者のいう「無理」という言葉が

患者をどれだけ不安にさせることか・・・。



向井さんは、「人」としてその教授を受け入れるコトができませんでした。

というのは、お父様が耳鼻科医、叔父の一人は内科医、

一人は精神科医という環境で育ったため、

よくも悪くも「医者も人間」というコトを幼い頃から肌で感じていたからです。


父親は、家に帰ると患者のグチを言うこともあったそうです。

60歳を過ぎた頃、自分も花粉症になり

ようやく患者の気持ちが分かったそうです。



内科医の叔父は、若くしてバイク事故で亡くなった息子さんの死が受け入れられず

心がこわれてしまい、子供のような笑顔で最期の時を迎えたそうです。


精神科医の叔父は、奥様も薬剤師。

その子供は、白血病に。

薬や、カルテを見ると必要以上に病状がわかってしまい

とても辛い想いをされたそうです。


医者も、いつかは患者になります。

どうか、医者も患者も同じ「人間」だということを

忘れないでほしい。

目があり、耳があり、感情がある人間だということを。



あの教授には、私が見えていない。

私に耳があること、

私に感情があることを忘れている。

きっと、ガンしか見えていないのだろぉ。



向井さんは、次の診察の日、

入院3日前にキャンセルをしたそうです。


そして、次の病院で運命を変えるお医者様に出会うことになります。

そのお医者様は、教授でも何でもない、タダの「医師」だったそうです。


つづく・・・


このお話を聞いて、お医者さんとの相性って大切なんだなって思いました。

名医であることよりも、人として向き合えるかどうか。


先生と患者って、上下関係じゃないんですね。


診察室に入って、先生を前にすると

緊張したり、遠慮したりして

聞きたい事も聞けなかったりする。

先生も同じ「人」と思えば、それも少しは改善されるかな・・。



医師免許って、医療知識があればとれるもの。

性格なんて関係ないものねあせる

後のお話にでてくる「モラルのない医者」もいる。

そう・・・残念ながら、世の中いい人ばかりじゃない。

そう考えると、ちょっとコワイ・・・

なんて思ったりしちゃいましたえへへ…