最近、松井にハマっている。
YouTubeで現役時代の映像を見たり
Amazonで彼の関連書籍を
買いまくっている。
言わずもかな、元巨人
元NYヤンキースの松井秀喜である。
キッカケはわからない。
現役中はTVで普通に
彼のプレーに一喜一憂していた。
引退してもう何年も経つのに
なぜ??と自分でも思うが
気付いたら好きになってた。
好きというより只々、尊敬。
現役中〜少し前までは
ヤンキースで4番を務めた
スゴいバッターとか
一般的な認識程度だったけど
今は、それを含めた彼の
人間としての魅力に
魅了されまくりである。
国民栄誉賞受賞時に
常に恩師の長嶋監督を気遣い
半歩後ろを歩くその姿に
感動した年配の人は多いだろう。
努力しなければ
人並みにもなれない。と
ただひたすらに努力を続け
長嶋監督曰く
私が監督時代、
一番練習したのは松井です。
努力してるかどうかは
わかるんです。
普通の選手は不調の時は
努力をしますが、
調子が良くなると
彼等は努力を止めてしまう。
それではダメなんです。
自分の5年後・10年後を
明確に思い描き、努力し続ける。
松井はそれが出来た
唯一の選手でした。
長嶋監督は監督時代、
選手に対してあえて夜中に
いきなり電話をしたという。
電話に出た時の周りの騒音や
声でその選手がなにをしているか
大体分かると。
松井は毎日の素振りを
引退するまで1日も欠かさず
いつも息を切らした状態で
携帯に出ていましたから。
彼の人間性のルーツを
辿っていく内に
恩師との出会いに恵まれていた事
そして何より『教育』なんだなと。
彼の中学時代、
当然の如くバッターとして
名を馳せていた為、ある試合で
勝負して貰えず、敬遠をされた時
彼は悔しくて一塁に出る際、
バットを叩きつけたという。
その瞬間、
自分のベンチから罵声が飛んだ。
今の敬遠は、
正式な野球のルールに
乗っ取ったものだ!!
それが何だ!今の態度は!!!と
当時のコーチから
張り倒されたという。
だから、かの有名な甲子園で
5打席連続敬遠された時も
周りが大騒ぎする中
1人冷静にいれたという。
そしてなにより
彼の人間性に多大なる影響を
与えたのはお父様。
子供の頃から、彼を子供扱いせず
1人の人格として認め、
彼の事を秀さん。と
さん付けで呼び
決して自分の考えを
押し付けなかった。
そんなお父様が1度だけ、
松井を叱った事があったらしい。
私が彼を叱ったのは1度だけです。
それも子供の時ではなく
大人になってから。
プロ2年目、日本シリーズを制し
故郷石川県に凱旋した時でした。
辺りは夕刻、家の前に止まった
タクシーから降りて、
自宅前に集まった報道陣や
ファンを一瞥し
片手を上げた彼を見て
私は違和感、ザワつきを覚えました
さりげない動作の中に
天狗になっているというか
スター気取りというか
いやな雰囲気を感じ取ったのです。
秀喜の瞳の中には
明らかにおごりの光が
宿っていました。
その夜、私は彼に対し
言葉を選びながら、
初めてこんこんと
思いを語りました。
主観的に自分を見てはいけません。
客観的に立場を見なさい。
周囲の人、例えばマスコミや
ファンは、野球選手としての一面を
美化しているに過ぎません。
『人間性』とか、他の面で
評価しているわけではないのです。
秀喜は自分では気付かないだろうが
あの態度は少し変だ。
お父さんにはまるで
凱旋将軍のように感じられました。
自分を見失ってはいけない。
常に謙虚な気持ちでいないと
挫折した時のショックは
計り知れないですよ。
秀喜は終始、
黙って聞いていました。
彼はこういうとき、
途中で口を挟んだり
反論したりは決してしません。
私の話にじっと耳を傾けています。
私が話し終わると、
秀喜は黙って
その場を立ち去りました。
翌朝、パジャマ姿の彼と
顔を合わせました。
おはよう✨
その爽やかな笑顔が
すべてを物語っていました。
巨人時代、
彼に付いていた年配の番記者は
彼が新人の頃から言っていたらしい
松井は今まで見てきた選手とは
なにかが違う。
彼とは孫ほど年が離れているけど、
人間としての在り方を
考えさせられると。
彼の関連書籍を見ると
一般には殆ど知られていない
このような彼の謙虚さ
礼儀正しさ・義理堅いエピソードが
山のように出てくる。
どのメディアに対しても
平等に接し、
どんなに調子が悪くても
メディアの向こうにいる
ファンの為に、記者会見をし
決して言い訳をせず、
人の悪口を絶対に言わなかった
その人間性。
ミスターヤンキースと言われた
デレク・ジーターから
現役時代、尊敬する数少ない
プレーヤーの1人と呼ばれ、
ニューヨークのファンからも
愛されたのは、その紳士的な
立ち振る舞いや人間性が
認められていたからだろう。
今のスポーツ界の現役選手を見ていて
この人は美しいな✨と感じるのは
ダルビッシュ有選手
フィギュアスケートの浅田真央選手
スキージャンプの高梨沙羅選手
この3人だろうか。
髪型やファッションに
気を付けて、
周りからチヤホヤされ
それが自分の影響力だと
満足しているアスリートとは
根本から違う。
不調な時にも決して言い訳せず
周囲に惑わされず
今、自分のすべき事に向き合い
ただひたすらに努力する。
結果だけでなく
その人間性・生きる姿勢で
影響を与えられるアスリート。
それこそが超一流なんだと
彼等から教えてもらった。
松井がまだ20代前半だった頃
御両親に送ったFAXを最後に
FAX見ました。
僕にはまだまだ時間が必要です。
いろんな経験や体験、
勉強をしなければいけません。
素晴らしく洗練された
大人に成長出来るように
がんばります。
また気づいたことがあれば、
言ってください。
身体には充分気をつけて。
僕もがんばります。
こんな美しい人になりたいと
心から思う。