東日本では大きな地震がありました。

まもなく大震災から10年が経とうとしていますが、いまだ余震が続いています。

あらためて被災された方々にお見舞い申し上げます。

 

さて、2月号は、1月の化石採集記です。

今年の初巡検は、昨年から行き始めた下関市O地区

ジュラ紀の植物化石産地です。

O地区は、道路工事を行った際に、多くの植物化石が産出し、多くの化石マニアがおしかけたと聞いたことがあります。

現在は、わずかなガレ場が残っていますが、山中であることから、ほとんど人が来ていないようです。

まぁイノシシなどに襲われる危険がある場所ですから・・・・

 

ということで、本日の標本

採取地:山口県下関市O地区

地層:豊浦層群西中山層

時代:中生代ジュラ紀

Onychiopsis elongata/オニキオプシス エロンガータ

採取地:山口県下関市O地区

地層:豊浦層群西中山層

時代:中生代ジュラ紀

Cladophlebis.sp/クラドフレビスの一種

採取地:山口県下関市O地区

地層:豊浦層群西中山層

時代:中生代ジュラ紀

Onychiopsis elongata/オニキオプシス エロンガータ

稲穂のようなフォルムが、オニキオプシスっぽくないですが(①と比較)

私が持っている資料によると、模式図と共に、オニキオプシス エロンガータと記されています。

 

参考資料)

Middle Jurassic and Some Late Liassic Plants from the

Toyora Grorp,Southwest Japan(Ⅰ)

Tatsuaki KINURA and Tamiko OHANA

 

太古の植物を想像するのは楽しくて仕方ありません。(笑

 

では