ご無沙汰しております。
緊急事態宣言も解けて、自粛ムードも少し緩んできました。
しかし、まだまだ油断は禁物です。
いつどこで、感染するかわからないですからね。
とはいえ、経済は動かさないといけませんし・・・・・
これからしばらくは、コロナとうまく付き合っていかないといけないようです。
さて、本日は恐竜が闊歩したであろう中生代の植物化石です。
※前回まで、2020豊西層群のタイトルでアップしていた続きです。
中生代は恐竜が繁栄した時代といわれていますが、私はシダ系植物の方が
もっと繁栄した時代だと思っています。
現在までに、クラドフレビスなどのシダ系植物は、多くの学者さんが研究し
多くの学名が付いていますが、それらは氷山の一角で、現在までに未定種や未報告種は
その何百倍、何千倍とあると私は思っています。
なので、当ブログで紹介している種の名前は、資料を用いて記していますが
資料と微妙な違いもあることから、絶対ではないので、ご了承ください。
私のブログではよく”sp./一種”を使いますが、「新種の可能性が高いんですか?」なんて、たまに聞かれます。
まず、私は素人で専門家ではありませんので、それはわかりません。
あくまで手持ちの資料に書いてあるものをベースに書いていますので
資料と合致しないものや知識(浅い)にないものは、必然とsp.になっちゃう訳です。
もしかすると種どころか属も違ってるかもしれません。w
って、前置きが長くなっちゃいましたが、それでは1億4000万年前の世界を楽しんでください。
採取地:山口県下関市某所
層準:豊西層群清末層
時代:中生代ジュラ紀末期~白亜紀前期
(標本1)
Cladophlebis toyoraensis/クラドフレビス トヨラエンシス
(標本1の裏面)
Cladophlebis toyoraensis/クラドフレビス トヨラエンシス
Cladophlebis sp./クラドフレビスの一種
(標本2)
Cladophlebis naitoi/クラドフレビス ナイトウイ
では