日本国中がこの行事に注目してました。

「改元  平成〜令和」 最大の皇室行事をマスコミを通して見られた方も多いとおもいます。

クラリネットの世界にいる者としては注目のコンサートが開催されると言うことで、Brillante代表自ら東京へ拝聴しに行きました!


以下ライブレポート
(長いですがご容赦ください)
まさに平成最後のライブ‼️
しかも一流のプロ集団のコンサートと有って、興味は尽きません。



ライブ会場は新大久保近くの石森管楽器店地下のイベントスペースにて。
なんと飲めちゃいます🍻
プログラムはこれ!
(くにくらさんのぺージより拝借)

・クラリネットファンファーレPART.1
ブリランテのコンサートの為に谷口英治さんに作曲して頂いた曲。
クラリネットポルカのモチーフで始まり「パッキャマラドー」という歌詞のメロディーで軽快に進行。 途中「ラプソディ・イン・ブルー」に出てくる街の喧騒を示す不協和音もあり、洒落の効いた作品。

・エル カミーノ レアル
平成は音楽界でも多くの著名人が亡くなりました、我々管楽器愛好家の中でも特に有名な作曲者アルフレッド・リードさんに敬意を表してこの作品を演奏。


・陽はまた昇る
平成は災害の時代でも有りました。
2011年に発生した東日本大震災は忘れる事の出来ない災害でした。 イギリスの作曲者フィリップ・スパークは元々の自身の作品「カンティレーナ」をこの作品に書き換え 販売の収益を全てこの災害の為に寄付することを表明。 これに賛同した多くの音楽家がこの作品を取り上げました。
もちろん今日の作品への収益も寄付されます。


・「新世界」より第四楽章
前半最期の演奏はアントニン・ドヴォルザークの名曲を演奏。 令和という新しい時代に向けた様々な思いを込めた渾身の演奏。 クラリネットアンサンブルの響きにとてもマッチしていました。

                   〜     休憩   〜

・クラリネットファンファーレPART2
PART1に比べ、今度はブルージーな曲調 後半から谷口英治さんも加えての演奏は 演奏スタイルも変わりお酒の似合うステージです。

・アイ ガット リズム
ジョージ ガーシュウィンが1930年に発表したミュージカル「ガールクレイジー」の中のナンバー、その後「パリのアメリカ人」にも挿入され、一気に人気の作品に。 今日は谷口さんの軽快なソロにくにくらメンバーさんもノリノリの演奏を披露して下さいました。  んー幸せ🎶

・ディスコ キッド〜宝島
吹奏楽に馴染んだ方なら誰もが知っている名曲 我々クラリネット奏者としては「神曲」デス
前の曲よりさらにヒートアップ。 カホンを絡めたドラムソロでラテンリズムを挟み、会場を宝島へと誘います。  んーさらに幸せ🎶

・交響曲第9番「合唱付き」
年末に頻繁に演奏されるので普段クラシック音楽に馴染みがない人もご存知でしょう。
しかーも‼️ 今回はワケが違います。
4楽章全て演奏すると約72分(カラヤン・ベルリンフィルの演奏時間を基準にしてCDの時間が決まったほど)ありますが、今回谷口英治さんのウィットに富んだ  飛びすぎる編曲でした。
各楽章の有名な「ソコは外せないよね」的な部分を上手く抜き出し。 スウィングやバラード他色々満載のグルーヴ感満載の演奏。

ライブは演奏はモチロンですが、前半は大浦綾子さんの会場を癒すようなMC  後半は谷口さんの軽妙で笑い満載のMC  そしてお客さんを楽しませる為に用意された、原山佐保子さん企画のお楽しみコーナーと 工夫が盛り沢山でした。

こんなの聴いたらクラリネット辞められませんけど。。。
これで平成に別れを告げ、令和の時代を迎えることになりました。

さぁ、我々クラリネット界はどのような時代になるのか  驚くようなアンサンブルが出来ることも期待しつつ会場を後にしました。


翌日 令和初日は皇居へ参拝。
早朝でしたが沢山の参拝客が訪れていました。
東京駅での祝賀パネル
皇宮警察が皇居正面 二重橋を警護しています。

その昔後醍醐天皇に仕えた楠木正成公の像も我々を見守っている様に見えました。