いつの間にか… | 不倫の行く末

いつの間にか…

彼はかなり私を気に入ってくれたらしい



まぁ、田舎の出会い系で
男性陣が女性に会えるなんてそうそうないらしいから

私で手を打ったという事だろうと思っていた



私の中には元彼しか居ないと思っていた


彼を特別視するようになったのは
私が車で実家に帰った時からだった気がする


車で片道5時間ほどかかる実家へ
近々、法事があるから行かないといけなかった私が
彼と会ったその日、突然帰省を決めたのだ


ずっと彼は道中を心配してくれていた


そろそろ着くという時、イヤホンで話した


もうとっくに7時は回っていた
いつもなら帰ってる時間なのにどうしたのかな?
何か仕事が残ってるのかな?

そう思ったが、そんなに気にならなかった



しかし、彼はとっくに仕事も終わっていたのに
私が心配で残って居たのだった



それに気付いたのは電話を切ってからだった


それだけ私は彼を見てなかったらしい





それから彼と会うのは2週間以上先送りとなるのだった



その2週間で
彼の存在は私の中で少しずつ、少しずつ大きくなっていたのだった



そう、いつの間にか
元彼を考える時間が少なくなっていたのだ