いつもありがとうございます。

株式会社カントリーライフの井上です。

 

前回、前々回と古民家についていろいろとご紹介しましたが、

その際、聞きなれない言葉が多くあったかと思います。

 

今回は、伝統構法独特の技術をいくつかご紹介です。

 

  木組み

その名の通り、木と木を組んで構造体を作ること

写真:「Tsugite」より添付

  栓や楔(くさび)

金物接合ではなく、木と木を木でつなぐ

伝統工法 貫と楔

写真:株式会社亀屋工務店HPより引用

  仕口(しぐち)

木同士の端部を凹凸に木残んで組み合わせる技法

伝統の仕口

写真:都幾川木建HPより引用

  継手(つぎて)

木を延長する場合の独特の加工技法

伝統構法|株式会社 上内設計工務写真:上内設計工務HPより引用

  貫(ぬき)

柱間は斜め材は使わずに、直行する貫でつなぐ

写真:オモンカパルサイトより引用

  小舞(こまい)

柱と貫との間に竹や板で格子を編みむ壁の下地

写真:近畿壁材HPより引用

  石場建て(いしばだて)

柱を基礎石に直置きする、建物と地面は緊結(きんけつ)しない建て方

石場建てや土壁など、伝統構法を守る若き棟梁が挑戦した「志摩の小庭 いかだ丸太の家」 | 住まいの本当と今を伝える情報サイト【LIFULL  HOME'S PRESS】

写真:いかだ丸太の家より引用

 

もちろん、伝統構法で用いられている技法は数多くあり、これらだけではありません。よく目にする技法のみのご紹介です。

 

現在、過去に「伝統構法」でつくられた建物が世界遺産に認定され、それを直す上で、この「伝統構法」が再度見直され、

また、古民家に住んで、その良さを再認識される方も増えてきております。

 

そこで、これからも「伝統技法」を用いた建物が作り・直し続けられるように、法的な環境整備や供給体制、さらには、技術継承が可能となるように、人材育成体制が整っていけばと思っております。

 

 

 

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