いつもありがとございます。

株式会社カントリーライフの井上です。

 

 

先日、ログハウスの種類についてご紹介しましたが

今回は、

ログハウスに使われる木材の種類や特徴について

ログハウスを新築で建てる方!中古別荘として探されている方必見!

 

写真:ウエスタンレッドシダー使用マシンカットログハウス

 

 

一概に木材と言ってもいろいろな種類があります。

実際に、使用されている木材をいくつかご紹介いたします。

 

ログハウスに使われている国産の木材

  ヒノキ (ログ材としての使用例は少ない)

 

 

 

    
分類:ヒノキ科ヒノキ属

 

 

    
産地:日本

 

 

    
特徴:滑らかな木肌、緻密で美しい木目、防虫・ヒーリング効果のある芳香など、優れた性質を持っています。お風呂の材として知られているように耐水性・耐久性も極めて高く、古くから寺社仏閣などに使われてきました。もちろん、ログ材として最適ですが、産出量が少なく高級材であるため、実際にログ材としての使用例は少ないです。

 

 

 

  スギ (ログ材としてよく使われている)

 

 

 

    
分類:スギ科スギ属

 

 

    
産地:日本

 

 

    
特徴:日本固有の樹種で、独特の芳香を放ちます。生長が早く、直径2mという巨木にまで生長することもあります。幹がまっすぐ育つため、構造材には最適で、国産ログ材として代表的存在になっています。戦後、日本各地で植林が行われていましたが、安価な外材の流入したしたことにより、現在は山荒れが深刻になっている場所も多くあります。

 

 

 

ログハウスに使われる輸入木材

  ダグラスファー (ログ材としてはもっともポピュラー)

 

 

 

    
分類:マツ科トガサワラ属

 

 

    
産地:北米

 

 

    
特徴:北米大陸の西部に広く群生しており、ハンドカットのログ材としては最もポピュラーな樹種になります。流通量も多く、品質は安定しています。和名は米マツですが、日本のマツに質感が似ていることからついた名前で、実際はトガサワラ属になります。高さ100m、直径180cm以上にまで生長することもあります。

 

 

 

  ウェスタンレッドシダー (高価だがログ材におすすめ)

 

 

 

    
分類:ヒノキ科ネズコ属

 

 

    
産地:北米・ヨーロッパ・オセアニア

 

 

    
特徴:発育が遅く樹齢も長いため、年輪間隔が密で 美しい年輪が刻まれます。北米では最も耐久性に優れる樹種とされ、デッキ材や屋根材(シダーシェイク)として、 よく使われています。辺材は白色、芯材は赤褐色で 辺材の割合は少ないです。防虫効果のある独特な芳香を楽しむことが出来、収縮率も低く、ログハウス完成後の狂いも少ない、ログハウスに適した材の一つになります。

 

 

 

  スプルース (加工がしやすいログ材)

 

 

 

    
分類:マツ科トウヒ属

 

 

    
産地:北米

 

 

    
特徴:北はアラスカから、南はカリフォルニア北部までが山地で、日本では米トウヒといわれます。大口径の材が多く、直径60cmを超えるものも多くあります。やわらかく加工はしやすい特徴がある反面、強度や耐久性が低いというデメリットもあります。流通量は多く、価格も低め。色が美しく、日本では建具、ドアなどによく使われている。

 

 

 

  フィンランドパイン (よく使われているログ材)

 

  

 

 

    
分類:マツ科マツ属

 

 

    
産地:ヨーロッパ全域

 

 

    
特徴:ヨーロッパ全域、中央アジア、シベリ アにかけて広く分布しており、特にスウェーデン、フィンランド、ポーランド、ロシアかが主産地のため、「欧州赤松」とも呼ばれ、日本の赤松によく似た木質をしています。乾燥が容易で乾燥後の材の安定性が良いのが特徴です。北欧特有の温度差、湿度差で緻密な年輪を刻みひずみやねじれ、たわみの少ない堅牢さを持っています。

 

 

木材写真:株式会社 ディー・ウッドHPより引用

 

 

ログハウスと言っても、

前回と今回の簡単なご紹介でも、

使用する樹種や工法など様々で、

いくつも種類があります。

 

それらの組み合わせによって完成する

「木の家」「ログハウス」

多種多様です。

 

 

 

 

木材の性質、

木肌や色合い、

そして建物を形成する主要構造材の組み方や

素材の見せ方によっては、

その形は世界に二つとない、

あなただけのオリジナルな空間や外観を創り出せます。

 

ログハウスをご見学の際は、工法や木材の種類など、

これまで違った見方をするのも面白いかもしれません。

 

わからないことは何でもご質問ください!!

 

 

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