こんにちは、クリーニングポケットの山添です。
本日は、毛染めの付いたセーターを持ってこられました。
ただ、シミが付いたという事で落とそうと努力されたのか、
シミが付いたあたりの生地がフェルト化しています。
このセーターの素材に使われている羊毛(ウール)の特徴として、
繊維の表面に「スケール」って呼ばれるウロコがあります。
このスケールが開いたり閉じたりし湿度をコントロールすることで、
快適に着用できるのですが・・・
濡れている状態で擦ったり揉んだりすると、
ウロコどおしが絡み合ってしまいます。
一度、絡まってしまうと元には戻りません(><;)
とは言え、シミは落ちましたが、生地の風合いが・・・
シミが付いた時の応急処置の方法には
くれぐれもご注意くださいね。
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