クラリネットの藤田成美です!
先週末は千葉県にある中学校の吹奏楽講習会に行ってきました
2校合同の講習会で、午前は基礎講習、午後はアンコン前のアンサンブルのレッスンをしました。
午前中の基礎講習会。
どちらの学校からも「音色」についての悩みがあがったので、今回は音色をテーマに講習会をすすめてみました。
「きれいな音色を出したい」
誰しもが思うことですよね。
でもきれいな音色って何でしよう。
「きれいな音色」は10人いれば10通り。人それぞれ自分の思うきれいな音色があると思うのですが、楽器を吹くときに自分が出したい音色を明確に想像できていますか
案外、きれいな音色を出したい、まるい音を出したいと言いつつも、
好きな音色のクラリネット奏者の名前が出てこなかったり、他にもトランペットのような華やかな音色とか、真珠がこぼれるような音色とか何かの比喩でもいいのですが、具体的に出したい音色の想像ができていない事って多いんですよね。
読者の方にも、もしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか
ドキッとした方、まずは自分が良いと思う音色のイメージを具体的に明確にもちましょう!
そして、そのイメージと今自分のもっている音色とは何が違うのか考えること!
硬い音がするなぁとか、自分の音色は理想よりちょっと暗いかもとか、もさもさ雑音(息の音)がするなぁとか。
そこまで考えてみると、改善するためにどういった練習が必要か、どういった仕掛けにしたら良いかなんとなく見えてきますね
硬い音がする→変なところに力が入っているのかも!→アンブシュア、吹くときの姿勢、呼吸の仕方を見直してロングトーンをしてみる。
音色が暗いなぁ→暗いってことは音程が低いのかな?ベストな音程はどこだろう→ピアノやハーモニーディレクターを鳴らしながらロングトーンをしてみる、和音を聞きながらも良いですね
息の音がする→吐いた息のうち、音に変わっていない息が多くある→反応の良いリードにしてみる
などなど。
音色の問題にかかわらず、指回り、連符の練習や、タンギングの練習、あらゆる練習は基本的にこの手順でやってみるといいですよ!
①理想を明確にイメージする
②理想と自分は何が違うのか考えてみる
③それを改善するためにはどんな練習が必要か
今回の講習会では基礎講習の時間が午前中の三時間と限られていたので、楽器の状態チェックからはじまり、姿勢やアンブシュアの確認、呼吸法、半音階を使った練習のバリエーションの紹介で時間がきてしまいましたが、色々なアイデアをもって、日々効率の良い練習をできるといいですね!
次回は、講習会でも度々取り上げている、楽器のセルフチェック方法について記事にしてみようかと思います!
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11月16日(土)
ふれあいイルミネーション点灯式 コンサート
@おぐぎんざ商店街会館前
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