クラリネットという楽器の誤解(主にリードのお話) | 工藤尚規@ナオの自由きままな放浪記

クラリネットという楽器の誤解(主にリードのお話)

ども工藤です。

たまには楽器の事でも話そうかなと思い書きます~

前のブログ(ナオ名義のブログでね~)でも少し書いたんですけど、ちょっとまた書いてみたくなったので書きます~

まず良くニコニコ動画でコメントを貰う質問や意見等からお答えします~



・厚い(硬い)リードは音が良い(もしくは太い)薄いリードは使っちゃダメ

→まったくの嘘。マウスピースとの兼ね合いもありますが、むしろ薄いリードでいかに楽に良い音を出すことを目標にするかがポイント。音を飛ばす時はリードに頼る事もありますが、厚いリードを使うということはリードをコントロールする事も御座なりになるし、苦しい思いするだけです。(個人的な意見ですけどね)


・クラリネットのビブラートをかけてはいけない(クラシック)

→むしろかけてはいけない理由はなんですか?と聞くと誰も全うな答えを出せません。ソロにおいてはかけてはいけないということはありません。音楽で使い分けてます。アンサンブルはかけない方が綺麗に聴こえたりするので、かけませんけどね(^^)


・JAZZ出身??

→吹奏楽出身です!むしろJAZZの世界に飛び込みたい:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



特にリードの話はなんでこんな都市伝説が広まってしまったのかねぇ( ̄へ  ̄

リードが音を作るのではなく奏者が最終的に音を作るんですよ。リードもマウスピースもプロセスな訳なんですよねぇ。

そこら辺は、他の楽器と同じなんです。良くリード楽器奏者が金管奏者やピアニストに、リードがなくて羨ましいとぼやく事ありますけど、自分からすれば大きな間違いですね。音や音楽を作るプロセスにカンタンも楽も難しいもない訳で。。。

吹きやすいリードで良いじゃない!素直に吹けなければ楽しくないじゃん!って思うわけですよ。音作りはその中で作れば良いんです。

このことに自分も中学時代・高校時代ずーーーーーーと悩んで、苦しい思いしましたね。


「慣れれば厚いリードでも吹ける。良い音がでるようになる・・・・」
と先輩に言われました。


嘘ですから!!!全部嘘ですから!!!!!


喉を痛めて、力が入って、苦しくなって、楽器吹きたくなくなって・・・・自分の高校時代はそんな感じ。それでも音楽が大好きだったから音大受験しましたけどね~

本当に楽器を楽に吹けるようになったのは大学1年の夏ですね。それまではひたすら苦しい思いをしてた記憶があります。

今では信じられませんが、大学の時こんなセリフを行言った記憶があります。


「クラリネットが好きで音楽をやってる訳ではないよ。楽器が違っても別に構わない。偶然はじめたのがクラリネットなだけで」


今じゃクラリネットが大好きでたまらないんですけどね(^^)


話が脱線しましたorz


リード選びは大切ですが、その原点が厚さ(硬さ)であってはいけないと思う今日この頃です。



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