ルードヴィッヒ倶楽部、ハイブリッドコンサートVol.1 | HEALING CLARINET

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クラリネット奏者 関根悠乎(せきねゆうこ)が、音楽を通して、日々感じたり、考えたりしたことを書いています。

友人のピアニストさんが立ち上げた、少人数観客コンサート&配信のハイブリッドコンサートに行って来ました。


↑西新宿のガルバホール
モーツァルト「魔笛」をモチーフにしたステキな内装です。

↑ピアノはベーゼンドルファーのフルコンです。
久しぶりにこの距離でベーゼのフルコン聴いた…すごかったです。お願い

ルンルンプログラムルンルン

バッハ  イタリア協奏曲BWV.971
シューマン  アベッグ変奏曲op.1
シューマン  ウィーンの謝肉祭op.26

モーツァルト 幻想曲ハ短調Kv.475
グリンカ=バラキレフ  ひばり
ショパン  スケルツォ変ロ短調op.31

バッハ 半音階的幻想曲とフーガ
シューマン 幻想曲ハ長調op.17 第1楽章
ラフマニノフ  練習曲集 "音の絵"op.33より
第3番  第4番

三人のピアニストが3曲ずつ弾くコンサートでした。

素晴らしいコンサートでした。
久しぶりにピアニストのピアノソロをガッツリ聴かせていただきました。
リサイタルに行くことはあっても、ジョイントリサイタル形式のコンサートは、本当に久しぶりです。

初々しい若手のピアニストさんから始まり、力強い元気なショパン、強さと繊細な音の色彩を表現していたシューマン「幻想曲」、ピアノの楽器は同じなのに、三人三様の演奏、音、表現。

配信の音がどんなだったか、自分の機器で聴いてないのですが、生演奏はものすごい音の洪水でした。

ところで久しぶりにバッハ「半音階的幻想曲とフーガ」を聴きました。
嬉しかった~ラブラブニコニコ

いつ聴いても、エキゾチックな半音階。
そこから一気に幻想の世界へ、そしてフーガ。
背中がぞくぞくするような魅力(色気?)と、一瞬なんだろう?と考えようとする間もなく、ファンタジーの世界に引っ張っていかれるようなジェットコースター。

その後にシューマン「幻想曲」
シューマンの途中で「あれっ??これものすごい大変なプログラムでは!?」と気がつきました。ガーン

三人とも素晴らしいテクニックと、それぞれ違った素敵な音楽でした。

今後のコンサートも楽しみです。
色々な企画を考えてくださっているようで、ちょっとお聞きしましたが、どんどん楽しいコンサートが出てきそうです。

出演者の皆様、企画から配信担当のスタッフさん、お疲れ様でした!!
また聴かせてねルンルン