謎のコード、今度こそついに解明! | HEALING CLARINET

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クラリネット奏者 関根悠乎(せきねゆうこ)が、音楽を通して、日々感じたり、考えたりしたことを書いています。

先日から悩んでいたコード、ついに解明しましたビックリマーク

 

 

 

編曲依頼のメロディ譜が、コピーのコピーという孫コピー状態で、コードネームがまったく読めないという件です。

 

 

 

問題の場所はこちら。ダウン

 



↑この「2」の中のコードがつぶれていて読めなかったんですあせる

 

で、最初からメロディをピアノで弾いて考えると、B、D、F、A、(シ♭、レ、ファ、ラ)でないかと思うのですが、音楽理論に詳しいピアニストさんに相談したら、和声上はありえない進行になると汗

 

で、コードとしては「B♭m-7」ではないかという見解でした。

(▲がマイナスの意味ではないかという見解です。)

 

しかしここでB♭mのコードはかなり気持ち悪いので、なんとかB、F(シ♭、ファ)でごまかすしかないか…ということになりました。

 

でも、翌日になってもう一度弾いてみると、やはりここだけ浮いてしまうあせる

それで、夫に話したら「B♭m▲7」で検索してくれました。

 

するとビックリマーク出てきたんですよ!!

 

ダイアトニックコードという特殊なコードでした。

 

やはり私の勘での音はあっていた音譜合格

(ほっDASH!

 

このコードはクラシックでは通常使用されないコードなので和声進行上はありえない感じになりますが、ジャズやポピュラーでは結構使われているようなんです。

 

意外とウクレレで弾いてみると、しっくりくるコードです。

 

私の勘でつけた和声ではなく、ちゃんと作曲者が指定のコードが判明したところで、編曲が完成。

 

期日より早く提出することができました!!

ああーーーよかった~クラッカー笑い泣き

 

このお話、最初にお聞きした時、あまりの日数の少なさと読めないメロディ譜、音源もテンポもわからないという条件の悪さに、お引き受けできないとお話したのですが、依頼人さんに「どうしてもやってくれないと困る」と強く言われて、泣く泣く引き受けたものです。ぐすん

この10日ほど、生きた心地がしませんでした汗

しかも11月半ばに小学生の歌とピアノで本番とか…考えるだけで怖かったあせる

子供劇を指導なさる先生は、ミュージカルをやるならば、台本と楽譜が揃っているものから選んでいただきたいものです。

もし、どちらか揃っていない場合はその演目を候補に入れない方が良いと思います。

特にこんな本番まで一ヶ月を切った状態で、これから始めるという強行軍をやるならば、ぜひお考えいただきたいと心から思ってしまいました。

 

さて、ストップしていた「Tbウィーミングアップ」本の原稿を再開しなくっちゃ!!ウインク

 

やっと通常の生活に戻りまーすラブラブキラキラ

 

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