記事の前に…
6日の竜巻の被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。
そして、明日も強風で、竜巻にも気を付けましょうと、天気予報で聞きました。
明日も気を付けて過ごしましょう。
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5月1日のチャリティコンサートが終わり、GWにのんびりと大型スーパーで買い物をしているときでした。
知らない着信番号から電話があり、出てみると、「ブルガリアのソフィア協会の者です。」と感じの良い方からのお電話でした。
「実は、友人が5月1日のチャリティコンサートに行き、とても感動したと連絡がありました。
それで、とても急なお話なのですが、オーケストラと協奏曲を演奏していただけないでしょうか
オーケストラは、ブルガリアのソフィア国立フィルハーモニーです。
いかがでしょう」
正直なところ、初めてのお電話で、いきなりのコンチェルトの依頼には驚きました。
しかし、お話を聞いてみると、コンサートにいらしたお友達(どなたか私の存じ上げない方)は、私のクラリネットの音に感動してくださったとのこと。
それは大変に嬉しいお話ですし、オーケストラをバックに協奏曲は、ものすごく久々なので、詳しくお話を伺うことにしました。
なんでも、ソフィア音楽祭というのがあり、(無知ですみません全然知らなくて
)6月の初めに「日本人アーティストの特集をする日」というのがあり、そこでの演奏依頼でした。
…ということは
「場所はどちらですか」
「はい、申し訳ないのですが、ブルガリアまで来ていただけないでしょうか」
……え
「あの、国内ではなく、ブルガリアですか」
思わず、二度聞きしちゃった私
「はい、ひと月しかないという、急なお話で申し訳ないのですが…
曲は、関根さんがお好きな曲でお願いします。ぜひお願いできないでしょうか」
う~んこれは即答できない
とりあえず、条件を聞いて、もう一度お電話いただくことに。
そして、周りのうるさい音に構わず、関根悠乎音楽事務所のマネージャーさんに電話っ
しかし、マネージャーから音楽プロデューサーにも連絡してもらいましたが、あまりにも条件が厳しすぎる
「関根さん、ブルガリアって1泊とかじゃいけないんですよ。
リハーサル日に間に合うように行って、本番当日にも帰れるわけじゃないから、やっぱり一週間とかみないとダメですよね。」
そうよね…
「それ、日程的にも厳しいですね。一月後って言うのも急すぎるし。」
おっしゃる通りです…
曲は、モーツアルトかウエーバーだったら、一ヶ月あればなんとかするけど、それにしても、ブルガリアは遠すぎる
今から来月初めの、一週間空けるのも、マジで厳しい
結局、大変名誉なお話でしたが、丁重に、お断りすることにいたしました。
それにしても、ちょっと嬉しかったマネージャーさんの発言。
「もし、どうしても関根さんが行くって言うんでしたら、心配だから、自腹切って付いて行きますよ。」
「えいいんですか
そりゃ、私ブルガリアは行ったことないし、一人で行けるかから心配なんですけど、自腹は申し訳ないし。」
「大丈夫です関根さんのコンチェルト聴けるんだったら、安いもんだし、それに本場のブルガリアヨーグルト食べられるし。
」
ひょーーー
マネージャーさん、マジ、神
私も条件が違ったら、ブルガリアヨーグルトをブルガリアで食べたかったです
(あれコンチェルトは
)
コンサート、がんばったから、神様がくれたご褒美話だったのかな
日本ソフィア協会のみなさま、素敵なお話を、ありがとうございました