5月1日(火)渋谷伝承ホールでのチャリティコンサート、プログラムのトリを飾る曲、ラヴェル「序奏とアレグロ」の初練習がありました
実は、今日は昼ごろに母から電話があり、「新宿御苑にお花見に行くんだけど、一緒に行かない」と言われ、昼ご飯を食べてから集合して、両親と姉の家族と一緒に、夫とおちびと私(息子は部活)でお花見に出かけました。
入場するまでに、かなりの時間、列になって並び、公園に入ってもラッシュ時間の駅のよう
ほこりっぽい中、人ごみに揉まれながら、それでもきれいな桜をたくさん見て、たくさん歩いてヘトヘトになって夕方、新宿駅で私だけ別れ、7時からの練習に大久保の新宿ミュージックアカデミーへ
(お花見のお話はまた次回へ)
6時頃にアカデミーに着いて、新宿で買ったお弁当を食べていると、ハープの渡辺かやさんが、ハープ搬入のために早くいらっしゃいました。
その後、「早く来ちゃった~」とWAO弦楽四重奏が集まり、練習が始まりました。
とにかく難しい曲なので、今日一度やってから、何回合わせるか決めよう…ということで始めたのですが、皆さんさすが…
最初から、最後まで一発で通せちゃうのもすごいですが、その後、どんどん止めながら合わせて、2時間の練習が1時間40分ほどで、終了
片づけながら、次の練習の話をすると、もう前日か前々日でよいのではないか、という話に
日程を合わせて、前々日に合わせることになりました。
それで、本番です
7重奏だから、なかなか合わないかと思っていましたが、弦楽四重奏が息がぴったりだし、フルートの菅さんと、ヴィオラ生沼さん、チェロ林さんは、読売交響楽団の方だし、そこも息がぴったり。
私は菅さんとは、菅さんのお父様の菅先生が指揮するオケでのお仕事で何度もご一緒させていただいているし、かやさんとはずっとご一緒させていただいているので、そこは合いやすい。
そうすると、あっという間にこの難しいラヴェルが合っちゃうんですねー
ところが、最後にもう一度、通していただいて、それを録音してきたんだけど、帰ってきたら、なぜか消えていました。
バックの中で、なにか触っちゃったりぶつかった拍子にボタンを押しちゃったのかなぁ
すっごくカッコイイ演奏だったのに、残念
それにしても、ずっとやりたかった憧れの曲を、なんとかできて、この音楽の渦の中に自分がいられるのが幸せ
疲れ切って練習に向かっちゃったけど、すっかり元気になって帰って来ました
これはすごいわ
トリにふさわしい、豪華な曲です
練習があと一回なのが、すでに寂しい気分
でも、こんなすてきな曲を、このすごいメンバーで演奏できること、もう一度練習があって、本番までに合わせられることに、幸せと感動をいっぱい感じながら、帰って来ました。
あの音の中に、もっといたい
こんな風に感じるのは、珍しいです。
緊張するけれど、それ以上に幸せで一杯の気分で演奏できそう
さて、今週はシューマンを何とかしなくっちゃ
ラヴェルに負けないよう、がんばります