今日はヴァイオリンの宮下要先生のリサイタルに行ってきました
共演者はハープの渡辺かやさん。
10月20日に鶴見サルビアホールで演奏してくださった、サン・サーンスのファンタジア全楽章をはじめとする、たくさんの曲を演奏してくださいました
確か、10月の段階ではチラシは出来ていなくて、11月終わりにいただいた気がするのですが、ホールの入口には「チケット完売御礼」の張り紙が…
宮下先生、さすがです
場所は小金井市民交流センター小ホール、JR武蔵小金井駅徒歩1分。
駅の改札を出て、目の前という好立地です
新しくてきれいな建物で、ホールの響きもよかったです。
(小ホールは多目的に使えるホールで、コンサート専用ホールではありませんが、今回私は、こういう多目的ホールに対しての考え方が変わりました。)
途中、ハープのソロも入り、私の大好きなハッセルマン「小川」や、ハープを打楽器のように叩いたり、弦を指でこすったりする現代曲、サルツェド「夜の唄」など、変化に富んだ曲を3曲演奏なさいました。
こちらも素敵でした
後半は「浜辺の歌」や、「愛の挨拶」「チャルダッシュ」など、ヴァイオリン名曲集的なプログラムで、宮下先生の魅力を堪能させていただきました。
実は先生、土曜日まで東北の被災地でコンサートをされてたそうで、リサイタルの前の週でどうしようか考えたけど、津波で流されてしまった町の、新しくできた商店街のお披露目という場所でのコンサートということで、少しでも皆さんを音楽で元気にできれば…というお気持ちで行ってらしたんだとか。
でも、商店街のお披露目ということは、吹きさらしでの野外コンサート。
指はかじかむし、震えながらの演奏だったそうです。
しかし、東北の方々が元気に町を立て直している姿を見て、「こちらが元気をいただいた」とおっしゃっていました。
先生は来年80歳
見習わなければ~
明日から、また頑張ろう
…そう思いながら、先生から元気をいただいて帰ってきました。
ほんとに頑張りますー