MY楽器を購入するとき… | HEALING CLARINET

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クラリネット奏者 関根悠乎(せきねゆうこ)が、音楽を通して、日々感じたり、考えたりしたことを書いています。

先日、ある中学校に行ったとき、吹奏楽部のお母様たち何人もが、同じ質問をしてきました。


それは、先輩にそろそろ自分の楽器を持つように言われ、先輩に言われるがまま楽器を購入したお友達がいて、ご自分のお子さんもそれと同じことをしようとしているのだけど、それって普通ですかはてなマーク…という内容です。ショック!


フルートのお子さんは、先輩に「30万以下のフルートはダメ」と言われ、値段で探したとか。


クラリネットのお子さんは、先輩に学校の帰りに楽器店に連れて行ってあげるから…と約束し、その場で気に入った40万のクラリネットを少し値引いてもらって購入したそうです。


勿論、保護者の方は一緒にはついて行っていません汗


う~んあせる

まず、楽器が中学生にとって安いか高いかより、学校に現金40万を持って行ったことのほうが、私にとっては驚きです汗


相談してきたお母様方には、楽器を選ぶのは自分でもよいけど、保護者の方が一緒に行くとか、せめて会計は保護者の方がなさったらいかがですかはてなマーク…とお話ししました。


ただ、高い楽器=良い楽器とは限りませんってことはお話ししました。


楽器はサンプルを見て、「これください」という風に買っては危険です汗


必ず楽器店に行き、実際に音を出してみましょう!!


できれば、管楽器なら管楽器専門店に行くのをお勧めします音譜


わからないことは店員さんに聞きましょうラブラブ


…しかし、もし、ですよ。


先輩と言っても同じ中学生です。


1年多く吹いているくらいですよねはてなマーク


お子さんが反抗期で先輩が世の中で一番偉いと思っていたとしても、もし周りにプロの方がいたら、または指導されている専門の先生がいらっしゃったら、ぜひ大人の意見を聞いてみてください。


どんなすごい先輩より、やはりプロに選んでもらった楽器は違うと思います。


それに、先輩が「これがいい」と言ったとしても、本人に合う楽器でないと、せっかくの楽器が無駄になってしまいます。


良い楽器というのは、高い楽器ではなく、ご自身に合った楽器です!!


どうぞ、悩んでいるお子さんがいらっしゃったら、それを教えてあげてください音譜


あなたが、生涯のパートナーとなれるような、素敵な楽器に出会えることを、お祈りしていますラブラブ