平城遷都1300年祭会場から、無料バスに乗り、JR奈良駅に行き、そこからまたバスに乗って東大寺へ
(今回、京都駅で、奈良フリーパス周遊券を購入したので、バスも電車も乗り放題でした。)
奈良公園の鹿は、いつも鹿せんべいを持っていると、襲ってくる(?)のに、今回はお腹がいっぱいだったらしく、全然寄って来ませんでした。
こんな鹿さんたちは、初めてです
鹿せんべいをあげても、首を横に振って「いらない」って意思表示
食べてくれる鹿を探して、せんべいをあげました。
ちょっとこれはどうなのと思ってしまったことが一つ。
鹿に持参の「うまい棒」とかスナック菓子をあげている人を何人も見ました。
「この方が、食べるのよ~」なんて、お孫さんに自慢しているおばあちゃんも
鹿さんの健康を害するのではないでしょうか
やめてほしいです。
奈良の鹿さんは、春日大社のご神体なので、大事にしてほしいと思いました
夕方ですが、大勢の人が参拝に来ていました。
奈良の大仏さまは、廬舎那仏(るしゃなぶつ)様です。
これは、「宇宙」の仏様。
如来のなかでも、もっともスケールの大きい仏様ということになります。
↑大仏様に向かって左側(西側)に虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)さまです。
虚空蔵菩薩さまは、智慧の仏様。
丑、寅年生まれの方の守り本尊です。
↑大仏様の右側(東側)、如意輪観音(にょいりんかんのん)さま。
如意輪観音さまは、六道の苦から人々を救ってくださる仏様です。
この左手の先に、お守りや数珠を売っている場所があり、そこで並んでご朱印をいただきました
ここで売っているご朱印帳、すっごくキレイでした。
それから、108個の水晶(本物かは見てないのでわかりませんが)でできたブレスレット数珠があり、すっごくキレイで欲しくなり、悩みました
結局、悩んだ末にやめたのですが、もう少しゆっくり見たかったです。
本当に、すごい人で、ご朱印も20分くらい並んでいただきました。
ところで、大仏様の手は、よく観音様なども同じような形の手をされていますが、どうしてかご存知ですか?
ただ、印を結んでいるもの…と考えがちですが、西洋の人はまた違った考えかたをしているようです。
これは、ウィーン在住のヴァイオリニスト、黒崎功仁彦先生に教わったことなのですが、ウィーン大学のなかで、「あの手は、何を持っているのか?」と考えた学者さんがいて、コンピューターで手の形をもとに、何を持っているのかを解析したそうなのです。
その指の曲線から出てきたものは…?
蓮の花でした。
仏様は、蓮の花を持っていたんですね。
(このコンピューター画像、印刷したものを見せていただきました。確かに蓮の花です)
「だから、天から降ってくる花びらは、ピンクの蓮の花びらなんだよ」と教わりました。
…ちなみに、モーツァルトのレッスンの時の話です。
夕方、5時30分です。
今回、閉館ぎりぎりまでいたので、2月堂までは行けませんでした。
2月堂から見る夕陽が大好きなのですが…
次回の楽しみにとっておきます。
東大寺を出て、バスで近鉄奈良駅に出て、コインロッカーの荷物をとって、またバスで10分ほど乗って、ホテルへ。
今回泊ったのは「アジール奈良」です。
このホテル、ビジネスホテル??と思ってしまうような、シンプルなホテルなのですが、お料理はおいしいし
大浴場もあって、温泉じゃないのですが、なんとも柔らかいお湯で、気持ちいいお風呂でした。
ご飯がおいしくて、お風呂が良いとテンションあがる~
翌日は吉野に直行の予定でしたが、1日目に行けなかった薬師寺に行きたかったので、朝一で朝食を食べて、8時過ぎのバスに乗ることにしました。
(ホテルはバス停の前なので、とっても便利)
次は薬師寺です