2024年6月1日(土)。



今年は雪解けが早いようだし(そもそも雪自体が少なかったってのもある)、諸般の事情からここらで一発、長丁場をキメておきたい。



いい機会なので、ちょっと前から気になっていた、守門岳(二百名山。油揚げのまち栃尾のあたり)に行ってみようか。



と思い立ったのは割と直前。



東洋一の大雪庇がティンコンカンコンで有名なお山らしい。



https://tochiokankou.jp/tourism/sumon.html


(画像お借りしました)

この日のルートは、保久礼(ほっきゅれい)→不動平→大岳→青雲岳→(最高地点の)袴岳(をピストン)。


(「ほっきゅれい」って、北海道のどっかの地名みたいでかわいい💘そして累積標高差が意外とエグかった😱)


登山者駐車場に向かう途中で盛大に道を間違え、まあまあその辺を彷徨い、小一時間ほどロスる。


何やってんの自分……。バカなの……?


本当は5時台に出発したかったのに、6時半の出発になってしまう。


地味にイタい。


色んな意味でイタい。


まあ、起こってしまったことは仕方あるまい。



出だしは階段攻め。


よかろう。受けて立とうじゃないか。



……それはそうと。


あら?結構な登りにも関わらず、あんまり辛くない、かも。


毎週どこかしらに登ってる成果が表れ始めた?


ウェイ!


キビタキ清水。


手書き。


吸い寄せられるようにお水に近づく。


お水だ、お水。


お水を口に含んで、


あんまり美味しくなくて(というか普通に不味かった)、


口に入れた瞬間ソッコーで吐き出した(|||´Д`)


キビタキ小屋経由(左手)のルートを選択して進む。


思ってたのと違う……。   


なんだかな。


まあ、いいけど。別に。



気を取り直して、出発。


おお……、緑が深い。




立ち上る水蒸気がほわほわ。


左上方向から光の筋がパー。


右上方向からも光の筋がパー。


すごいな!


そして、


この日の山行で、折に触れワタシを苦しめ続けることになる、


前日の雨で凶器と化した、粘土質の登山道。


恐ろしいほどつるんつるんのぬるんぬるん。


滑るわなんのってwww。


これ、登りはともかくとして、下りが……。


殺人用のトラップかと思った。まじで。




意外と段差がデカい。



ああ、そうですか……。





また現れた、ぬるぬる粘土質。


転びこそしなかったものの、何度足を滑らせて(恐怖で)心停止しそうになったことか。


バカでかい石を発見。


休憩することにする。


初めて飲んだソルティライチ。


想像していたよりもおいしかった。


めっちゃチーズ🧀だった。




守門岳ブルー。



不動平に到着。


またコレ……🤦‍♀️


まだ雪があった。


石仏さんもいた。


守門大岳到着。


かくなる上は……。


青雲岳と袴岳も、行くよね。


もちのろんで。


進みますの寿司。


すると、


フォーーー!


守門大岳から少し進んだポイントに、アルプスに勝るとも劣らない壮観な景色が(↑)。


思わず変な声が出たよね。


ついでに、お腹にたまったガスも出したよね。前後左右、どこにも人の気配がないことを確認してから、


🍑💨ブー


とな。下品でごめん。


ヒー💦、ニチャニチャ地獄www😱イヤー!


ああ、隠れちゃう。


下からもくもくわいて来たガスで隠れちゃう。。。



圧巻の景色を拝みながら、おにぎり🍙を食べることにする。


かに味噌醤油まぜめし(たらこマヨネーズ)が超絶美味だった✨


何度見ても目んたま飛び出ておしっこもらしそうになる景色。


カッコいいな。。。




こういうスイーツありそう。


ビエネッタ的なやつ。

(画像お借りしました)


ところどころ、雪の上を歩く。






湿ってないのに、超絶滑るスポット👿(↑)


下りのおじさまが足を滑らせ転倒。


「ここ滑るから気をつけて!」と教えてくれた。


ありがとう……🙇‍♀️


カタクリ登場。


いやんや、まさか6月にカタクリの大群が見られるとは思わなんだ。




私は、花は全く詳しくないのだけど、これって春によく見かけるお花だよね……。




青雲岳に到着。


ホントに伸びたな、髪の毛。


(今月、バッサリ行く予定)





登山開始から4時間弱(写真撮影+休憩タイム込み込み)、


晴れて最高地点に到着。



先ほど、すでにおにぎりを食しているため、


ここでの休憩はサクッと申し訳程度に。


さ、下ろか🚶💨


いいよね。



ふむ。最高である。


下りは早いな。


道中、ところどころご一緒していたご婦人(新潟市東区在住。近い(笑))とここでバッタリ再会し、共に休憩タイムをば。


ご婦人から、生パインのお裾分けをありがたくいただく。


巨大化しつつあった口角炎に触れないよう、痛みで悶絶していることを悟られないよう、


細心の注意を払いながら(TДT)


悪魔のごとき現れる粘土質のぬるぬる地獄に「わー!」「ギャー!」「にょにょにょにょにょ!」といちいち大騒ぎしながらも、


何とかティンコンカンコンで乗り切り、


……ようやっと落ち葉🍂エリアに。


恐怖のぬるぬるがやっと終わった……。


肉体的な疲労はそれほどでもなかったけど、精神的な疲労がヤバ過ぎて、膝から崩れ落ちそうだった。いわゆる脱力というやつです。


なんなら、口からタマシイが半分くらい出てた気がする。ニョロニョロって。


13時半過ぎ、下山。7時間くらい。


いかんせん、ぬるぬるエリアが抜き足差し足忍び足状態だったから、かなり時間かかったよね。


だって死ぬほど怖かったんだもん……。。。





越後とちお温泉おいらこの湯で汗を流して、外にある足湯もちょこっと堪能したら、


デデン!


道の駅で、出来立てあつあつのあぶらげを買い食い⏹️✨


おいしかったー😋💕
 

守門岳は、そこまで人も多くないから歩きやすいし、景色も最高だからまた来たい気持ちは大いにあるのだけど、


雨降り後は二度と来るもんか、とかたくかたく心に誓ったのでありました。

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登山者の皆さんも気さくで優しい人がほとんどで、弥彦山・角田山の登山者らとのあまりの違いにびっくりしてしまった。感じ悪い、ふてぶてしい、マナー悪い。


スタートからゴールまでの間、一度も嫌な気持ちにならず、楽しいまま終われた山行なんて、どれくらいぶりだろう。


次は、晴れ続きで登山道カッサカサの時(乾燥してる時、の意)に、是非またお邪魔しようと思います😄


good-bye守門岳、またいつかそのうち👋