



写真は、見にくくってすみません、自分が撮ったホームビデオを
カメラにおさめたものをアップしました。
これは、大津波から1年2ヶ月後のピピ島ローダラム湾周辺です。
上の2枚が「SACHA'S GUEST HOUSE」からと、
一番下のがピピホテルの裏側あたりです。
友人や知人を探し歩きましたがほんの一握りの方達しか
再会出来ず、それでも毎日、友人を探し歩きまわりました。
あの時、娘は1歳10ヶ月でしたが、今は4歳5ヶ月になるとこです。
子供の成長もあっという間ですがそれはピピ島も同じくらいに
行く度、行く度に新しい建物が出来たりお店がオープンしています。
そう、あの日からピピ島は目まぐるしい変を成し遂げ復興し続けているのです。
この半年後にも訪れましたが、ちょっと昔のピピじゃない位に
新しく美しい町並みが築かれているのでした。
真夜中3時くらいでも若い女の子までもが懸命に働き、
建物を造っているのをよく見かけました。
本当にピピの皆さんには頭が上がりません。
大津波で被災され本当はどうしようもなく辛いでしょうに、
壮絶な悲しみを乗り越え、前に前に進んでおられる姿を見て
強く胸を打たれてしまったのでした。
それで自分も滞在中、何か出来やしないかと思い、
トンサイ湾とローダラム湾のビーチへと出向き、
日本から持参した45リットルのビニール片手に
16袋少々ですがビーチクリーンをしてきました。
時々、炎天下の下で立ちくらみもありましたが
やりだすと止まらない性分ですのでひたすらゴミ拾いに
専念してしまいました。
そんなとき、ある一人のタイ人おじさんが私に声を掛けてきて
「何してるんだ?」と言うのでした。
私は「こんなに綺麗な海なのにゴミがたくさんだったから掃除してます」
と、答えました。
するとそのタイおじさん、、、
「俺は、津波でたくさん掃除してきたからビーチは掃除しない!」と
立ち去って行きました。
私は立ち尽くし、その言葉の意味を考える間もなく、
「そうやね~。」と独り言いいながらまたゴミ拾いを再開しました。
んでも、、たまに通る地元のタイの方達が私に気付き、
そのうち御礼を言ってくださるのでした。
あのときは声をかけられる度に胸にじーんときました。

さて、、今年もビニール持参で出来る範囲でお掃除してきます。
ちゃんとゴミの分別するつもりですが、、、
え~っと、、ゴミ処理施設が気になるところです。
