
上の写真は、タイのピピ島のトンサイ湾にある港です。
ここを、地元の人達は「ピア」と呼ぶのですが、私にはここでの記憶がとても強くて
思い出すと涙がじわ~っと溢れてきます。
それは友人との別れです。
その子と、ここで「今度は家族で来るからね!また帰って来るからね、待っててね!」と、
互いに泣きながら別れました。
でも、その子とはここでの別れが最期となってしまったのでした。

あのとき、この上の写真の様なフェリーに乗り、ピピを離れました。
私はそのまま、この島に居たらどうなっていたであろう。
大津波が起きたとき、生きていられたのか、それとも、、、。
、、、この場所は、多分、、、私の運命を左右した場所なのです。
あのとき、引き返していたら今頃、どんな人生を歩んでいたのか?
それとも、私の人生はストップしてしまっていたのか?