私と主人は(当時は彼だった)友人達と夜釣りをするため港方向へ車で向かっていたのでした。

すると、サイクリング途中の男の子が港近くのコンビニの外で野宿しようとしていました。
「うちに泊めてあげたいな~、、。」と、心の中で思ったけど主人には言えず、一度、その子の前を通り過ぎました。
でも、やっぱり気になっていたら、主人が「ちょっと、車止めてもいいか?」と、運転していた友人に言い、
勇気を出して男の子に声を掛けに行きました

その男の子の話によると、彼は大阪から宮崎まで自転車で来ていたそうで、フェリーに乗って大阪へ戻ろうとしたけど、フェリーの時間は次の日の夜19時半。
なので、それまでコンビニ前で野宿すると言っていたのでした。
私は即、「私達は一緒に住んでます、安全ですから良かったら、うちに泊まられませんか?」と、男の子に話かけました。
男の子は16歳、でも私達を信じてくれ、泊まることを拒否しませんでした。
その数分後、彼と夜釣りも一緒にして、そこから10分程の距離の我が家へ自転車で着いて来てもらい、
うちでまずシャワーを浴びてもらって、ハヤシライスと寝床を準備しました。
男子の名前は「じゅんぼう」 といいます。
その日から今でも付き合いがあるのですよ。

主人が音楽で大阪に行ったときや、私達が大阪からタイへいくときに会ったりしています。
あのときは自転車だったけど、今はハーレーに乗って宮崎に来るのでした。

嬉しいことに、その「じゅんぼう」が、今週の金曜の夜中にまた私達に会う為だけにハーレーに乗って再び
やってくるそうです

昨日、その吉報を聞き、私は目頭が熱くなりました。
連休が2日とれたからって、宮崎までバイクで来るそうです。
たった数時間しかいれないのに、大変です。
今度、会うときは私達がお返しをさせてもらわなくっちゃいけないです。
来るときはくれぐれも気を付けてほしいですねっ!
