広大に花開く秩父芝桜の丘からの便り | プチ情報灯台Ameba

広大に花開く秩父芝桜の丘からの便り

今日の日本列島は、大陸高気圧の中心に入り晴天に恵まれる。今年は、全般的に樹木や草花の花が例年より早く咲き始めている。ただし桜は遅かったが、芝桜はかなり早く満開となっている。我が家の庭にある芝桜も満開となっているため、秩父羊山公園にある芝桜の丘に足を運んでみたいと思う。昔、昼時間帯に加藤綾子アナが生放送中継をしていた記憶があるが、今日ももしかしたら放送中継があるかも。芝桜を観賞するには、やはり天気がかなり左右する、今日は日光がさんさんと降り注ぐであろうから、久しぶりの羊山公園からの便りであると予想する。この絶好の日に一度は足を運んでおきたい。

 

今日は、いつもの予定では定峰峠の山歩きとなるのだが、単に安くお金のかからない場所ならどこでも良いと言う理由がある。今年は、すでに物価上昇率目標の2%超で物価は毎月値上がりしている。賃上げした大企業の社員なら何とも思わないだろうし、政府は景気の好循環と喜んでいるだろうが、現実として現役引退組の自由人としては収入が増えていくわけではないから、物価上昇率がプラスである以上、貯金は減り続け厳しい生活が増すばかりとなる。よく老後は2千万円必要だとか記事を目にするだろうが、現時点で予想した貯蓄額なので、物価がこのまま上昇し続ければ、そのくらいの貯蓄額では全然足らなくなる計算になる。現役時代は、毎月収入があるから年間消費額を計算したことは無かったが、現役引退したところで消費額はたいして減らないことが計算してみて初めて分かる。とりあえず定年後も働くと言う選択になるが、いつまでも健康で働けると言う保証はないので、自ら支出を抑える生活に切り替えることが重要である。少なくとも円安が続くかぎり、物価が安くなることは皆無と考えなければいけない、景気が良くなるのは一部の輸出企業だけだから、一般庶民は無理に消費を上げるべきではないだろう。やはり芝桜見物がベストだ。余談だが、老後貧乏、老後破産と言う言葉は他人ごとではないと思えるようになってきた。

 

 

今日は、予定どおり羊山公園まで行って、観覧席で缶ビールを飲みながら2時間花見をしたら、真夏のような日差しで黒く日焼けをしてしまった。朝は、まだ花が完全に開いていないので、昼頃まで頑張って観察をしていたのだが、あと3日くらい経ったほうが、つぼみが一斉に開いてベストのような気がする。今日の咲き方でも、新型コロナ前の状況にはなっているが、来週中ごろが最高の状態になるだろう。今日は、日曜日ではあるが比較的空いていた、テレビ中継が入るとお客が増えるのだが、残念ながら中継放送は無かったようだ。

 

久しぶりの羊山公園に西武鉄道に乗り込んで向かったのであるが、すでに電車は満席状態で座れそうもないので、下車まで立ちっぱなしになるのかと思ったら、武蔵横手駅や吾野駅で下車するハイカーが多く、途中からガラガラとなった。今日は、芝桜の見物人が多いと予想したが、どちらかと言うと山歩きをする人がかなり増えているような気がした。昔なら横瀬駅でお客がどっと下車したのだが、今日はパラパラである、この変わりようはいったい何なのだろうか。芝桜の丘の出店にも私みたいに缶ビールで花見をしているような輩は一人もいない。昼頃でも飲食客はまばらなので、最近は皆さん相当に倹約しているのではないかと感じざるを得ないのである。だからあれほどのお客が途中下車して、山歩きに勤しんでいるのかもしれないと想像してしまうのは考えすぎかなあ。もしかしたら先週末の円安153円が、ますます質素倹約に拍車をかけることになっているのかもしれないが、明日からの為替市場は訪米土産も加わって早朝からどうなるか。