派閥の是非は国民目線で問うべきだ | プチ情報灯台Ameba

派閥の是非は国民目線で問うべきだ

所属全議員を集めて議論しようが、身内だけでどんなに議論しようが、派閥に対する国民目線にそぐわなければ、支持率はますます急落するだろう。そもそも派閥には、昔から裏金がつきまとっていると考える人が多いのではないか、まずは派閥のイメージを払拭しなければ中身について何を議論しようが国民には関係ないのだ。一言でいえば、そんな面倒くさいものは無くしてしまえば良いことだ、そこを原点に派閥の必要性を説明し、どんな法的ルールを構築し、適正に運用をするか、それを議論して新たな組織を立ち上げれば納得してもらえる気がする。つまり政治刷新本部のような単なる身内を集めただけの組織では何も始まらないと誰もが思うだろう。
もう少し言い方を変えると、不信と思われる派閥組織を砕いて、新たに健全な組織を作り上げることが出来るか、それが出来なければ国民は理解できないし、国民に支持されないことは想像できる。つまり派閥とは、何の目的の組織なのか、国民が納得できる組織体制を作らなければ誰も支持はしないと考える。

 

今朝は高気圧に覆われているが、放射冷却によって気温は氷点下だ、日中も冬らしい気温で10度程度になる。今年は暖冬と言われても確かに海面水温は高いだろうが、シベリアの気温は例年通り極寒となっているので、偏西風によって徐々に寒気は大陸を南下してきているので、日本列島は常に寒気に覆われる環境になっている。

さて気温が低いのは冬だから仕方がないとして、懐が寒くなる世代がある。それは年金受給世代である、誰もが年金で十分に暮らせると思っていただろうが、現実は全くのウソだ。月平均の受給額は15万ほどだろうから支出額から考えれば全く足らないはずだ。自分も固定資産税と市民税の納付時期には、年金は全部持っていかれるので、どんどん蓄えが減っていく。最近、老後破産と言う言葉もよく目にするが、70歳でも過ぎれば蓄えはいずれ底をつくと他人ごとではないと感ずる。退職後も若い時なら再雇用も可能だろうが、後期高齢者になってしまえば仕事など出来るどころではなくなる。個人的には、若干の不動産収入と自家製栽培で節約して生活を維持しているが、長生きしたい場合には生活費を稼がなければならない。だからと言って足腰が弱っている高齢者に人並みの仕事など出来るわけがないので、退職前から年金生活のシミュレーションをしておくことが大事だ。特に現役引退後は、賃金アップなどと騒いでいても全く興味が無くなるのだ、これからはこんな世代の人が増えていくのだから、節約社会にならざるを得ないと予想する。

 

ところで現役時代は仕事を頑張るしかないが、仕事以外のこともあんまり考える余裕もなかった。ただいわゆる定年と言うか、勝手に退職したので失業保険ももらわなかったが、今のように自由人になるといろいろなことを考えることが出来るようになる。今思えば早く退職させろと言いたかった。一般的には、会社にしがみついている人が多いのだが、百歳まで雇用してくれる会社は無い、ならば早く辞めることである。そして高齢者になっても生活が維持できるシステムを作っておかなければいけない。今ここでその続きの講釈を垂れるつもりはないので、話を切り替えるが、私の人生で大地震が何度起きたことだか、幸いなことに埼玉は大地震が発生していない。埼玉の地盤を見れば、被害が発生しにくい地形と言える。今後、南海トラフ地震と首都圏直下地震が起きると言われているが、30年以内と言っているが外れることもあるが、もしかしたら明日大地震が起きる可能性も大いにあるわけだ。30年と言うキーワードは全く意味がないと思う。

今、南海トラフ大地震あるいは東京直下大地震が発生すると分かっていたら、さてどうするだろうか。どんなシミュレーションで行動するだろうか、何も考えていなければ倒壊家屋の下敷きになるだけだろう。地震の揺れが発生したならば、少なくとも1分以内に倒壊の危険から回避しなければならないと考える。安全な場所はどこか、考えている余裕は全く無いのである。その一瞬の差で生死を分けることになる。死にたくなければ、いろいろなシミュレーションを想定しておくことが、長生き出来るかに関わって来るだろう。長い人生、必ず大地震に遭遇すると思っていたほうが良さそうだ。よく南海トラフ大地震も東京直下大地震も被害想定で、何万人の死傷者と言う予測があるが、その中に自分が入っていると考える人はどれだけいるのだろうか。津波だろうが倒壊だろうが火災だろうが、その中に巻き込まれたら生き延びることはほぼ困難である。やはり長生きしたければ自己危機管理が必要なことは言うまでもないだろう。