自浄作用が働く組織作りが必要だ | プチ情報灯台Ameba

自浄作用が働く組織作りが必要だ

今年を不吉な年にしたくなければ、裏金づくりができる組織は解体するしかない。どんな法律を作ろうが、抜け穴だらけの法律では、返って自分たちに都合良い体制が構築されてしまう。どんな組織でも同じだが、自浄作用が働く仕組みにしていかなければ健全な運営はほぼ不可能になっていくだろう。自浄作用が正しく機能するには、組織内に厳しく監査する部署を配置する必要がある。今年は、抜本的に過去の悪しき慣例を全廃するチャンスでもある。現首相の生き延びる最後のチャンスではないだろうか。政治の信頼回復を国民に求めるなら実践あるのみだろう。

 

さて政府は年が変わりどのように変身できるかは楽しみでもあるが、自分の体も年末年始で運動していなかったら、膝から下の筋肉がガチガチになっていて、足をあちこちにぶつける老化現象が出てきた。原因は通勤が無くなって駅の階段の上り下り運動が出来なくなったので、足首周りの筋肉のストレッチが出来ていないことが実感としてわかる。我が家には、ウォーキングマシンを置いてあるが、最近乗らなくなっていることに気づく、年を取るのは仕方がないが老化は取りたくないので、自分自身にも自浄作用が必要だと感ずる次第である。

 

ところで突然だが、ピンク・レディーの未唯さんが年金額を明かしているが、ただの会社員だった私よりかなり少ない金額だ、年金だけでは生活できない金額なのだが、何と言って良いのだろう。やはり高額所得は、税金で取られるだけで年金には帰ってこないのだろうかと感ずる、高額年金をもらうには企業で高額所得を得るしか方法はないのか、高齢化になれば健康上で働け無くなる可能性は非常に高まるので、年金に頼わざるを得ないことになるが、厳しい老後社会がやって来ることは想定しておく必要がある。

 

誰もが気付くのは、現役を退いてから年金でのんびり暮らしたいと考えているだろうが、とんでもない話である。ほとんどの人が月に10万円台か10万円未満でしかもらえないことに気づく。現役時代にどんなに稼いでる人でも年金だけの生活は厳しいことを知る。政府は、今年も賃上げ方針を続ける考えだろうが、賃上げすれば費用は価格に転嫁されることになるから、消費は伸びずに経済成長も抑えられるのではないだろうか。そもそも過去30年ほど賃金上がらずの状況になったのは、競争原理導入により人件費がコストカットされ価格競争経済に変わってしまったからであるだろう。なぜそうなったかは、ちょうどインターネットが普及したことにも起因する、30年前の頃は、ISDN回線やADSL回線が個人にも利用できるようになり、業務の効率化も急速に進んだため、無駄なコストをかなり削ぎ落としているので、薄利多売のビジネスに変わったと考える。そのため薄利多売が出来る大規模な企業は存続できるが、少数販売では利益が出ず姿を消していく企業が多かったと考える。今の時代も原材料と人件費の高騰で利益を出すのは至難の業となってしまった中で、簡単に賃上げが出来る企業がどれだけあるのだろうか、たとえ達成できても対象は全国民のごく一部に過ぎないだろう。相変わらずコストカット暮らしを続けることに変わりはないと考える。