初めて『眠剤』を飲み出したのは、20年以上前のこと。 当時、障害者の入所施設に勤めていて、「宿直」があったので、施設内の宿直室で月に、たしか6~7回泊まっていた。特別夜間に問題が起きるわけではなかったけれど、元々布団や枕が違うと寝付きが悪くなるほうだった。 寝付きが悪くなると、あれこれと考えてしまう。一人暮らしの若い頃なら、自分の部屋で当時の“ラジカセ”をイヤホーンで聴きながら寝るのが習慣だった。(中高生の頃ならラジオ)

 

 職場は医療法人で、精神科病院を中心とした組織だった。だから、病院職員には、「気軽に」眠剤や向精神薬を「使ってる」人は珍しくなかった。むしろ「業界の人」として、やはり「自分たちは、薬のことはわかってる」つもりでいたのだと思う。 当時は看護職が三交代勤務で睡眠が不規則になるため、おそらく眠剤(特に導入剤か)を「気軽に」使うことは、「普通のこと」になっていたように思う。   そんな環境は私にとっては、当時の私にとっては、好都合だったのだと思う。  「精神科の薬」にすぐ手が届くところに生きていたのだった。

  (このあたりのことは、いずれ別の時に書く)

 

 初めて処方された眠剤は、たしか……「アモバン」だったと思う。今思えば、この導入剤のままにしておけばよかった。。。 アモバンは非ベンゾジアゼピン系だから。。。寝付きが悪い私にとってはこれでも十分だったはずだが、このアモバンは「飲むとのどに苦味を感じる」という副作用があった(だれでもそうではないが、私ははっきりと出ていた)。

 これが私の薬に対する警戒心が弱くなるきっかけだったかもしれない。

そう。。。。「もっと“良い薬”はないだろうか・・・・」と。 他に「都合のいい薬」はないだろうかと。。。

 そこで出会ったのが、「ハルシオン」だった。。。。これが、たしか、私にとっての「ベンゾジアゼピン系」(=BZ系)との出会いだったと思う。